中国石油大手がシンガポール同業に出資で権益拡大 全面買収提案も
2009年 5月 25日(月曜日) 17:38
石油大手の中国石油天然気集団(CNPC)傘下の企業である中国石油天然気股フェン有限公司(ペトロチャイナ)は24日、シンガポールの同業、シンガポール・ペトロリアム(SPC)の発行済み株式の45.51%に当たる2.345億株を取得すると発表した。24日付新華社が伝えた。
ペトロチャイナはSPCの既存株主であるケッペル・オイル・アンド・ガス・サービシズから、SPC株を1株6.25シンガポールドル、総額約14.7億シンガポールドル(約960億円)で取得する。株式を取得後、残り全株式を取得する全面買収を提案する可能性もある。
SPCは原油・ガス探査、石油精製などを手掛けており、精製事業では、シンガポールの三大製油所の一つ、シンガポール・リファイニングに50%を出資。探査では中国、インドネシア、カンボジアなどで資源の探査権を持つ。08年12月末現在の総資産は約2230億円だった。ペトロチャイナは同社への出資を通じて、アジアでの権益拡大を狙う。







