13日=香港株反発、中国本土株高を好感
2009年 2月 13日(金曜日) 18:28
13日の香港株式市場は反発して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比2.467%高の13554.670ポイント、H株指数が同2.730%高の7568.730ポイント、レッドチップ指数が同2.452%高の3143.220ポイントで大引けを迎えた。売買代金は361億香港ドルで、前営業日の396億香港ドルから縮小した。
香港市場はこの日の中国本土株の急反発を手掛かりに、買い進まれた。前日発表された1月の人民元建て新規貸出額が前月比2倍となるなど、好調な金融統計を好感したほか、中国で相次ぐ景気刺激策への期待感も好材料だった。連日の下落を受け、値ごろ感から買い戻しも入りやすかった。銀行、保険、不動産など時価総額上位のセクターを中心に買い戻され、指数を押し上げた。
この日の主要指数は高値で寄り付き、買い進まれる展開となった。朝方大きく上値を押し上げ、その後も押し目買いを挟みながら上昇を続けた。後場開始直後はやや売りが混じったものの、大引けにかけては再び買い基調で推移した。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(0941)が2.89%高、HSBC(0005)が4.27%安と大幅反発。長江実業(0001)が2.26%高、新鴻基不動産(0016)が2.64%高、新世界発展(0017)が1.22%高と香港不動産セクターも買い戻された。エスプリ(0330)が5.38%高、招商局国際(0144)が4.54%高、華潤創業(0291)が4.47%高などと上げ幅上位に並んだ。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(0939)が1.51%高、中国工商銀行(1398)が3.17%高、中国銀行(3988)が2.37%高、中国人寿保険(2628)が3.76%高、平安保険(2318)が3.19%高と時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み大幅反発した。銀行セクターは融資増に伴う利息収入の拡大が期待された。親会社が英豪資源大手リオ・ティントへの追加出資を発表した中国アルミ(2600)は3.34%高と買い進まれた。
中国大陸株式市場は急反発。中国人民銀行(中央銀行)が前日発表した1月の人民元建て新規貸出額が前月の2倍に達したことから、企業の資金繰り改善を期待する買いが膨らんだ。「1月の新規融資の一部は株式市場にも流入した」とする専門家の見方もある。産業支援策に対する期待感も持続した。融資増による利息収入の拡大が期待されて銀行株が上昇。資金繰り改善期待から不動産株も商いを伴って買いが膨らみ、指数をけん引した。前日下げた資源株や鉄鋼株にも買い戻しがみられた。







