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販売回復 各社が生産目標を上方修正

中国 経済・産業ニュース

  中国の自動車販売は世界金融危機のあおりを受けた不況により、2008年後半から落ち込んでいたが、今年に入って以降、回復傾向が鮮明になってきた。そのため、天津一汽、広州トヨタ、一汽トヨタ、上汽栄威などのメーカーはすでに4、5月から増産体制に入った模様だ。26日付広州日報が伝えた。

 

  中国自動車工業協会によると、09年4月、同国の乗用車販売台数は前年同月比37.37%増の83.1万台。単月の販売台数としては3月に続き、過去最多記録を更新した。そうした中、08年末時点で7万台の在庫を抱え、生産調整を行っていた一汽トヨタはこのほど、すでに在庫調整をほぼ終了したことを明らかにした。RAV4、カローラなどを市場に投入したことが功を奏し、売り上げを伸ばしているため、09年の販売目標は38万台から40万台に引き上げた。

  市場全体の販売が拡大する中、製品の勢力図にも変化が起きている。これまで日系メーカーが強かった中・高級車市場に現地メーカーが食い込むと同時に、トヨタ系、ホンダ系といった日系メーカーはSUV(スポーツ多目的車)市場の開拓に積極的だ。新型車と従来型車がシェアを競い合う中、価格の相場も下がり始めた。