16日=香港株小幅反落、朝安後にH株主導で買い戻し
2009年 2月 16日(月曜日) 18:06
週明け16日の香港株式市場は小幅反落して取引を終えた。主要指数の終値はハンセン指数が前営業日終値比0.729%安の13455.880ポイント、H株指数が同0.108%安の7560.550ポイント、レッドチップ指数が同1.055%安の3110.070ポイントだった。売買代金は345億9000万香港ドルで、前営業日の361億5000万香港ドルから縮小した。
香港市場は前場と後場で売り買いが分かれた。前週末の米株続落や、米景気低迷の長期化懸念、今週発表される米主要経済指標への警戒感など、米国の悪材料を基に前場は売りが広がった。しかし、売りが一巡した後場では、中国景気対策への期待感、この日の中国本土株の大幅続伸などを材料に、中国企業のH株銘柄を中心に買い戻しの動きが強まったため、下げ幅を圧縮した。また取引自体は薄商いで、売買代金は300億香港ドル台と伸び悩んだ。
この日の主要指数は小幅高で寄り付いたが、朝方から急速に売り込まれる展開となった。短時間で大幅に値を崩し、ハンセン指数は約300ポイントの下げ幅を記録した。しかし、後場に入ると買い戻しの動きが広がり、徐々に上値を押し上げた。主要指数は大引け直前で前営業日終値付近をもみ合った。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が1.13%安、HSBC(00005)が3.27%安と大幅反落。東亜銀行(00023)も4.06%安と大幅安。2008年12月期本決算の発表を明日に控え、投資銀行による大幅減益見通しが相次いでいることを嫌気する売りが広がった。しかし、ハンセン指数に重複採用されるH株銘柄が買われたため、指数の下げ幅を圧縮した。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が0.49%高、中国銀行(03988)が0.92%高、中信銀行(00998)が1.73%高、中国人民財産保険(02328)が1.48%高と時価総額上位の銀行、保険セクターの一角が続伸した。素材セクターに買いが集まり、鞍鋼(00347)が5.63%高、馬鞍山鋼鉄(00323)が3.46%高、江西銅業(00358)が1.97%高、洛陽モリブデン(03993)が1.44%高などで引けた。インフラセクターも買い進まれた。
中国大陸株式市場は大幅続伸。主要指標の上海総合指数は前営業日終値比2.956%高の2389.387ポイントでこの日の取引を終えた。温家宝首相が6日から13日まで中南海で開かれた座談会で、「より多くの政策措置を採る」と発言したことを好感する買いが入った。「軽工業の支援策が2月中、遅くとも3月上旬の両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)前に発表される」とも伝えられ、政策期待からの買いが終日にわたって続いた。銀行の短期物融資の一部が株式市場に流入しているとの観測が浮上したことも支援材料だった。







