17日=香港株大幅続落、国内外の悪材料で売り進む
2009年 2月 17日(火曜日) 18:51
17日の香港株式市場は大幅続落して取引を終えた。主要指数の終値はハンセン指数が前営業日終値比3.794%安の12945.400ポイント、H株指数が同4.857%安の7193.330ポイント、レッドチップ指数が同4.400%安の2973.230ポイントだった。売買代金は417億香港ドルで、前営業日の345.9億香港ドルから拡大した。
この日は前日の欧州株式市場が軒並み下落したことを嫌気して、売り進まれた。世界的な景気先行き不安がくすぶっていることや、この日の中国大陸株が大幅反落したことなど、国内外に悪材料が浮上したことも投資家心理を冷え込ませた。また中国大陸株が後場で下げ幅を拡大すると、香港市場でもさらに売り込まれた。幅広いセクターが売られる中、欧州市場で金融株が売られた流れを受け、時価総額上位の銀行、保険セクターに売りが集まった。
この日の主要指数は大幅安で寄り付き、ハンセン指数の下げ幅は250ポイントを超えた。前場中盤からは買い戻しの動きも入ったが、上値は限定的。後場に入ると再び売りが強まり、大引け前でさらに一段下げた。ハンセン指数は終値ベースで10営業日ぶりに13000ポイント台を割り込んだ。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が4.40%安、HSBC(00005)が2.54%安と大幅続落。長江実業(00001)が3.60%安、恒基不動産(00012)が2.29%安、新鴻基不動産(00016)が3.18%安、新世界発展(00017)が1.65%安と香港不動産セクターが軒並み売り込まれた。このほかでは招商局国際(00144)が6.48%安、中国海洋石油(00883)が6.13%安、エスプリ(00330)が5.84%安と下げが目立った。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が5.69%安、中国工商銀行(01398)が5.33%安、中国銀行(03988)が4.58%安、中国人寿保険(02628)が5.33%安、平安保険(02318)が3.91%安などと時価総額上位の銀行、保険セクターがそろって売り込まれ、指数を押し下げた。ほとんどのセクターが売り込まれる中、中海発展(01138)が9.23%安、江西銅業(00358)が7.57%安、鞍鋼(00347)が7.74%安などと下げ幅上位に並んだ。
中国大陸株式市場は3日ぶりに反落。指標の上海総合指数は前営業日終値比2.927%安の2319.441ポイントでこの日の取引を終えた。上海総合指数が前日、約5カ月半ぶりの高値を付けただけに、目先の利益を確定する売りが先行した。中国商務部が前日発表した1月の中国への外国直接投資額(FDI)が実行ベースで前年同月比32.67%減の75億4100万米ドルとなり、4カ月連続で減少したことも、景気悪化懸念につながった。中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁が先ごろ、「利下げを実施したとしても、利下げ幅は限定的」との方針を示したことが重しとなり、不動産株に継続売りがみられた。銀行株も軒並み安となった。






