5月中国への海外直接投資が17.8%減、8カ月連続マイナスに
2009年 6月 16日(火曜日) 12:41
中国商務部は15日に開いた記者会見で、09年5月の海外から中国への直接投資額が実行ベースで前年同月比17.8%減の63.79億米ドル(約6180億円)だったと発表した。減少率は4月の22.5%より縮小したものの、マイナスの伸びはこれで8カ月連続となった。世界金融危機に端を発した経済不安が続く中、対中投資の回復にはまだ時間がかかりそうな気配だ。
同部によると1―5月の中国への直接投資額は前年同期比20.4%減の340.5億米ドル。新規に設立認可を得た外資系企業の数は同33.8%減の7890社だった。投資先を地域別にみると、減少率は中部地域(-35.7%)、西部地域(-30.2%)が高かった。
同部の姚堅報道官は「海外からの直接投資額の減少は世界的なものだ」と指摘。その上で、英国のコンサルタント会社エコノミスト・インテリジェンス・ユニットがまとめたリポートで、中国の商業環境のランキングが以前より上昇したと評価されたことを挙げ、「今後、経済発展と政策が適切に進めば、我が国は世界一の投資先となるだろう」と述べた。







