18日=香港株小反発、売り一巡後に買い戻し
2009年 2月 18日(水曜日) 18:43
18日の香港株式市場は小反発して取引を終えた。主要指数の終値はハンセン指数が前営業日終値比0.545%高の13016.000ポイント、H株指数が同0.267%高の7212.540ポイント、レッドチップ指数が同1.205%高の3009.070ポイントだった。売買代金は428億香港ドルで、前営業日の417億香港ドルから拡大した。
この日は前場と後場で売り買いが分かれる展開となった。前日の米株急落や、金融不安の再燃、景気悪化に対する懸念、この日の中国本土株の大幅続落など国内外の悪材料を受けて、前場は売り優勢で推移した。しかし、売りが一巡した後場では地合いが一転し、連日の下落を背景に値ごろ感から時価総額上位のセクターを中心に買い戻しの動きが加速した。主要指数は大引け前に前営業日終値を上抜いた。
この日の主要指数は大幅安で寄り付き、その後も売り優勢の展開。朝方から軟調に推移し、前場中盤に差し掛かるとさらに売りが強まった。ハンセン指数は一時、12700ポイントを割り込む寸前まで下落した。しかし、後場に入ると買い圧力が急速に強まり、上値を押し上げ、その後は大引けまで買いが続いた。ハンセン指数は前日割り込んだ13000ポイントを回復して引けた。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が1.27%高と反発。長江実業(00001)が1.83%高、新鴻基不動産(00016)が1.12%高、新世界発展(00017)が2.80%高と香港不動産セクターも買い戻された。このほかでは富士康(02038)が6.74%高、ハチソン・ワンポア(00013)が4.62%高、裕元工業(00551)が3.90%高と上げ幅上位に並んだ。前日2008年12月期本決算で大幅減益を発表した東亜銀行(00023)は悪材料出尽くし感から買われ、3.89%高で引けた。
H株指数構成銘柄は中国銀行(03988)が2.88%高、招商銀行(03968)が0.48%高、中国人寿保険(02628)が1.12%高と時価総額上位の銀行、保険セクターの一角が反発した。運輸セクターも買い進まれ、中海発展(01138)が10.63%高、中国遠洋(01919)が7.24%高で引けた。幅広いセクターに買い戻しが集まり、中でも浙江高速道路(00576)が4.46%高、中国通信服務(00552)が2.44%高、ヤン州煤業(01171)が2.21%高などとなった。
中国大陸株式市場は大幅続落。主要指標の上海総合指数は前営業日終値比4.724%安の2209.862ポイントとなり、年初来最大の下げ幅を記録した。前夜の米株安で投資心理が悪化する中で、目先の利益を確定する売りが継続した。「当局が銀行融資の違法流用の取り締まりに乗り出した」と伝えられたことも重し。JPモルガンが「一部の経済指標に改善がみられるものの、中国経済が底入れ反発に向かうと判断するには時期尚早」と報告するなど、景気の先行きも不安視された。銀行株に利益確定売りが広がり、指数を押し下げた。利下げ期待が後退する中で不動産株が大幅に下げたほか、石炭や鉄鋼株も売りに押された。






