中国当局がリオ・ティントの中国事業幹部ら4人拘束、スパイ容疑で
2009年 7月 09日(木曜日) 15:19
上海市国家安全局は9日、新華社の取材に対して英豪資源大手リオ・ティントの上海事務所で鉄鉱石事業を担当する幹部社員ら4人が中国当局に身柄を拘束されたとの情報について、事実であることを認めた。4人は中国の国家機密情報を盗んだ疑いで上海で拘束され、取り調べを受けている。拘束についてはオーストラリア政府が8日、懸念を示していた。
報道によると、拘束されたのはリオ・ティント上海事務所の総経理で中国向け鉄鉱石業務の責任者である豪国籍のスターン・フー氏と中国籍の3人。ただ容疑の詳しい内容は明らかになっていない。
リオ・ティントは中国非鉄最大手の中国アルミとの資本提携を協議していたが、リオ側の株主らの強い反対を受け、今年6月に破談を発表。これを機に中国側との関係が悪化したとの見方がある。
一方、中国の鉄鋼大手である首鋼に関連する貿易会社の幹部が7日、北京で商業犯罪にかかわった疑いで拘束された。この幹部がリオ・ティントのフー氏と懇意だったとして、2人の拘束の関連性を指摘する報道もあるが、首鋼側はこれを否定している。 【 中国 経済・産業 のページへ 】
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