市況コラム「一本勝負」=外部環境悪化で急反落、本土景気対策の追い風も限定的
2009年 2月 23日(月曜日) 08:08
米国の先行き不安で売り圧力が強まる――。20日の香港マーケットは、米株が6年4カ月ぶりの安値で終了したことを受けてほぼ全面安です。本土で産業支援の動きが加速していることも下支え要因にならず、ハンセン指数は前日比324.19ポイント(2.49%)安の12699.17ポイント、H株指数は199.92ポイント(2.75%)安の7066.32ポイントで引けています。 今朝の弊社ニュースでお伝えしたように、米株市場の地合いは再び悪化しました。
昨夜のNY株式市場は、景気動向の先行き懸念が再燃する中で反落。週間の新規失業保険申請件数が引き続き高水準(62万件台)で推移していること、2月のフィラデルフィア連銀景気指数が90年 10月以来の低水準(マイナス41.3)に落ち込んだこと――などが嫌気され、ダウ平均は1.19%安の7465ドルで引けたのです(02年10月以来の安値)。中でも金融株の下げが目立ち、シティグループが13%安、バンク・オブ・アメリカが14%安と急落しています。
この流れを引き継いで、香港マーケットも金融セクターの主導で急落。工商銀行(1398/HK)、建設銀行(939/HK)、中国銀行(3988/HK)などH株の主要銀行が軒並み2%超の下げを記録したほか、指標性の高い英系国際金融グループ大手の匯豊控股(HSBC:5/HK)も年初来の安値を更新して引けました(2.3%安の54.80香港ドル)。
ただ、海外マーケットの下げを横目に本土市場は続伸です。……
■この記事は、亜州IR株式会社が作成する日刊中国株マガジン、「招財」を抜粋したものです。
【2009年2月20日「招財」目次】
1.市況コラム「一本勝負」 外部環境悪化で急反落、本土景気対策の追い風も限定的
2.進宝編集長のマーケットウォッチ~政策動向編 産業振興策の対象業種に物流を追加か、高速道路セクターに新規ポジティブ材料
3.現地ホット情報 1)中国:10大産業振興計画が本格化、石油化学と軽工業の支援を承認 2)中国:産業支援の対象拡大か、物流を加えて「11大産業振興計画」に
4.早耳★市場の噂
5.マーケットカレンダー







