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23日=香港株反発、国内外に材料浮上

中国 経済・産業ニュース

  週明け23日の香港株式市場は反発して取引を終えた。主要指数の終値はハンセン指数が前営業日終値比3.748%高の13175.100ポイント、H株指数が同3.406%高の7307.010ポイント、レッドチップ指数が同4.283%高の3051.460ポイントだった。売買代金は395.7億香港ドルで、前営業日の397.6億香港ドルからやや縮小した。

  この日は中国本土株の続伸を好感する買いが膨らんだ。3月上旬に開かれる両会(全国人民代表大会と政治協商会議)を前に、産業支援策など中国の政策に対する期待感が投資家心理を押し上げた。また、「米銀大手のシティグループが米政府に同銀株の取得を要請した」と伝えられ、金融不安が和らいだことも好材料だった。主要指数の構成銘柄は大半が買い進まれ、中でも銀行、保険、不動産、通信など時価総額上位のセクターで上げ幅が目立った。後場に入ると、中国大陸株の上げ幅拡大が意識され、香港市場ではさらに一段高となった。

  この日の主要指数は高値で寄り付き、朝方から押し目買いを挟みながら買い優勢で推移した。前場引けにかけては一時、売られる動きが強まったが、後場に入ると再び買い圧力が高まり、大きく上値を押し上げた。ハンセン指数は終値ベースで2営業日ぶりに13000ポイント台を回復した。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(0941)が5.05%高と急伸。HSBC(0005)は0.91%高と反発した。長江実業(0001)が4.36%高、恒基不動産(0012)が4.05%高、新鴻基不動産(0016)が3.65%高と香港不動産セクターも買い戻しが目立った。利豊(0494)が8.69%高、ハチソン・ワンポア(0013)が7.22%高、中国海外発展(0688)が4.94%高と急伸した。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(0939)が5.30%高、中国工商銀行(1398)が2.45%高、中国銀行(3988)が1.89%高、交通銀行(3328)が3.33%高、中国人寿保険(2628)が5.21%高、平安保険(2318)が4.26%高と時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み買い進まれた。ほとんどの銘柄が上昇する中、中国国際航空(0753)が6.66%高、紫金砿業(2899)が4.46%高、中国電信(0728)が3.29%高と上げ幅上位に並んだ。

  中国大陸株式市場は続伸。主要指標の上海総合指数は前営業日終値比1.959%高の2305.777ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も続伸。終値は上海B株指数が前営業日終値比2.418%高の151.240ポイント、深センB株指数が1.876%高の332.394ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2155.4億元と、前営業日の1706.4億元より増えた。

  中国保険監督管理委員会・資金運用監督管理部の孫建勇主任が21日、中小保険会社の株式への直接投資を条件付きで認める方向で調整中であることを明らかにし、株式市場への新たな資金流入に期待が強まった。全国人民代表大会常務委員会の元副委員長で、経済学者の成思危氏は先週末に開かれたフォーラムで基幹10産業の支援策について、「エネルギー産業に代わって、不動産業を対象とすることが決まった」と述べたことを受け、不動産株が急伸した。