中国統計局、成長率と電力使用量の「誤差」について説明
2009年 8月 05日(水曜日) 16:33
中国国家統計局は3日、中国の工業成長率と電力使用量データが相反する結果となった主な原因について、経済構造の著しい変化と省エネ効果によるものであると発表した。
今年上半期(1-6月)、中国の一定規模以上の工業付加価値は7%増加した。一方、全国の電力使用量は上半期累計で2.2%減少しており、経済の成長と電力使用量の減少という相容れない結果について、各界からデータの信憑性に疑いの声が上がっていた。
国家統計局によると、上半期の工業付加価値は前年同期比6.5ポイント下落し、工業用電力使用量は同16.96ポイント下落、また一般電力使用量は同12.9ポイント下落した。このうち、鉄鋼製錬など電力使用量の多い4大産業の落込みが激しく、工業用電力使用量は急減した。その一方で、電力使用量の割合が全体の2%以下であるような、電力を大量消費しない業界の業績が工業界全体の成長を支えており、これがデータが相反する結果となった主な原因である、としている。
また、同局は、工業界が採用した省エネ対策が全て有効だったとすると、上半期に工業界全体の電力使用量を1.5ポイント引き下げた計算になるとの見解も示した。 【 中国 経済・産業 のページへ 】
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