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中国石油天然気、広東に製油所 ベネズエラ産の重油を精製

中国 経済・産業ニュース

  国家発展改革委員会はこのほど、国有石油大手、中国石油天然気集団(CNPC)の広東省掲陽市での製油所建設を承認した。精製能力は年間1000万トン超を計画する。26日付第一財経日報が伝えた。

  新製油所の建設は、ベネズエラとの石油共同事業の一環。同社とベネズエラは昨年5月、同国のオリノコ川流域の重油を現地企業と共同開発し、中国国内にベネズエラ産の重油を精製する大型製油所を建設することで合意した。

  製油所の建設地は当初、広東省珠海市を予定していたが、珠海市はマカオと距離が近く、地理的にも重要な位置にある上、環境保護面なども考慮し、国家エネルギー局から却下されていた。建設地を掲陽市に差し替えることで、当局の承認が得られたもよう。

  同社が華南沿海部に製油所を建設するの初めて。これまでは中国東北部や西北地域など石油資源が豊富なエリアに製油所を置いており、華南地域への輸送コストがボトルネックとなっていた。

  ただ競合する中国石油化工集団(シノペック)と中国海洋石油(CNOOC)は、同社に先駆けて広東省に製油所を建設しており、3社の華南市場でのシェア争いが激化しそうだ。