26日=香港株反落、材料出尽くし感などで売り広がる
2009年 2月 26日(木曜日) 18:23
26日の香港株式市場は反落して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.847%安の12894.940ポイント、H株指数が同2.621%安の6995.410ポイント、レッドチップ指数が同2.427%安の2927.860ポイントだった。売買代金は394.8億香港ドルで、前営業日の372.7億香港ドルから拡大した。
前日の米株やこの日の中国本土株など国内外の株式市場が下落したことを嫌気して、利益を確定する売りが広がった。中国政府による基幹10産業の支援策が25日までにすべて出揃ったことを受け、材料出尽くし感から、中国企業のH株銘柄を中心に売りが目立った。H株指数の構成銘柄はほぼ全面安の展開だった。
この日の主要指数は高値で寄り付いたが、寄り付き直後から売り込まれる展開となった。前場は買い戻される局面がみられず、ハンセン指数は前日回復した13000ポイントを割り込んだ。後場に入るとやや上昇したが、主要指数は軒並み反落した。H株指数は2月3日以来となる7000ポイント台を下回って引けた。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が2.76%安と反落。長江実業(00001)が0.61%安、恒基不動産(00012)が2.07%安、新世界発展(00017)が1.26%安などと香港不動産セクターも売られた。富士康(02038)が4.09%安、ハチソン・ワンポア(00013)が2.61%安、中国聯通(00762)が2.43%安とさえない商いだった。一方、HSBC(00005)は4.26%高と大幅続伸した。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が2.01%安、中国工商銀行(01398)が1.21%安、中国銀行(03988)が0.46%安、交通銀行(03328)が1.64%安、中国人寿保険(02628)が1.97%安、平安保険(02318)が2.43%安と時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み安で、指数の下げをけん引した。ほとんどの銘柄が売られ、紫金砿業(02899)が8.00%安、中海油田服務(02883)が7.61%安、富力地産(02777)が6.33%安と下げ幅上位に並んだ。
中国大陸株式市場は急反落。主要指標の上海総合指数は前営業日終値比3.867%安の2121.251ポイントと3週間ぶりに2200ポイントを割り込んでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反落。終値は上海B株指数が前営業日終値比5.629%安の137.374ポイント、深センB株指数が3.273%安の310.560ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1985.9億元と、前営業日の2081.3億元より減少した。
中国の年金基金である全国社会保障基金が25日の理事会で、「2009年は分散投資を実施し、株投資は慎重に行う」との方針を示したことを受け、株式市場の資金縮小が警戒された。この日の国内国債市場が大幅に続伸したことも、株式市場からの資金流出懸念に拍車をかけた。ほぼ全面安で、銀行株が後場に下げ幅を広げ、相場の重しとなった。政府の基幹10産業の支援策の対象から外れたことを失望する売りが続いて大幅安。セメント、機械株の下げも目立った。







