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iPhone、個人輸入品にどう対抗 もう100万台普及の見方も

中国 経済・産業ニュース

  米アップル社は、大手携帯電話会社、中国聯通と共同で2009年中にiPhoneを中国で販売することで合意したが、中国では個人輸入などにより既に相当数が普及しており、売れ行きが注目される。

 

香港紙によると、中国聯通は計300万台の売上を見込んでいるが、個人輸入品などの普及は既に100万台を上回るとの見方も。上海では最新機種の3GSも売られている。

 

 中国では輸入品のうち、正式のルートのものを「行貨」、個人輸入やハンドキャリーなど別ルートによる場合を「水貨」と呼ぶ。「水貨」は、米国から宅配便などで直接送られる場合もあるが、専門店でも売られている。iPhoneは、米国でデビューした半年後には早くも「水貨」が出現。現在の価格は3000元から4000元という。

 

 「水貨」のiPhoneは、中国でも使えるよう「アンロック」されたもの。アプリケーション・ソフトは海賊版専用のウエブサイトから無料でダウンロードできる。日本の人気アプリケーションの「美人時計」も入手可能だ=写真=。

 

 シャープ製の携帯電話も、一時「水貨」が出回ったが、中国での現地生産が始まり下火になった。iPhoneは、豊富なアプリケーション・ソフトが人気の原因で、正規品の販売後は海賊版ソフト退治にも乗り出すものとみられる。その場合、中国人利用者にとって負担増になり、売れ行きが鈍る場合も考えられる。

 

関係者は「アップルは、iPhoneを無料で配布するのでは」などと話している。