【中国上海株・概況】9日=連休中の海外株高受け全面高、上げ幅は今年3番目の大きさ
2009年 10月 09日(金曜日) 16:59
8日間の連休明けとなった9日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比4.76%高の2911.72ポイントと大幅に続伸。上げ幅は今年3番目の大きさとなり、9月18日以来、3週間ぶりに心理的節目となる2900ポイント台に乗せた。
連休中の海外株高を好感した。連休前は大型IPO(新規株式公開)やロックアップ解除が相次ぐことによる需給悪化を懸念した売りや、持ち高調整の売りが続いていただけに、押し目買いの動きが広がった。
中国財政部などが休場中に、株式売買など個人の金融商品取引や、不動産贈与・相続に課す営業税を09年1月までさかのぼり暫定的に免除すると発表したことも支援材料。政府は昨年11月、営業税に関する暫定規則を定め、09年1月から個人の金融商品取引による所得に営業税を課すことを決定。ただその後の世界的な金融危機をきっかけとする株安を受け、相場支援を目的に同税の導入見送りを検討していた。
国際金相場の上昇を手掛かりに産金株が急伸。ストップ高を付ける銘柄もみられた。米原油先物相場や商品市況の上昇を受け、石油や石炭などの資源株、非鉄株も大幅高となった。石炭株には、豪の利上げ決定が、豪産石炭の輸入コスト上昇をもたらし、国産石炭の需要回復につながるとの思惑買いも入った。中国物流購買連合会が1日に発表した9月の国内購買部担当者景気指数(PMI)が54.3%と景気判断の分かれ目となる50%を7カ月連続で上回ったことで、鉄鋼株や銀行株などの景気敏感株の上げも目立った。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が3.56%高の200.39ポイント、深センB株指数が3.42%高の520.00ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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