【上海株・概況】27日=需給緩和懸念で3日ぶり反落、主力株に売り
2009年 10月 27日(火曜日) 17:02
27日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比2.83%安の3021.46ポイントと3日ぶり反落。節目の3100ポイントを3日ぶりに割り込んだ。下げ幅は約1カ月ぶりの大きさとなった。
大手行の工商銀行が非流通株式改革に伴い大口投資家に設定した保有株のロックアップ(譲渡制限)が27日に解除となり、株式需給の緩和が懸念されて銀行株が全面安となった。深セン証券取引所が開設したベンチャー企業市場「創業板(中国版ナスダック)」で30日から上場第1弾となる28社が取引を始めるのを控え、資金の分散懸念も続いた。
前夜の米原油先物相場の下落を受けて石油株が急落。中盤以降に下げ幅を広げ、指数の重しとなった。石炭株の下げも目立ち、非鉄株も安い。ニューヨーク金先物市場で12月物が値下がりしたことから産金株も軟調。鉄鋼株も大幅安となった。地合い悪化に伴い、不動産株に利益確定の売りが広がった。
半面、上海ディズニーランドの建設決定が今週内にも発表されると報じられ、上海を拠点とする銘柄群は逆行高となった。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は2353億6000万元と、前営業日の2229億3000万元を超えた。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が1.81%安の206.87ポイント、深センB株指数が1.74%安の540.08ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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