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2日=香港株大幅続落、米国の悪材料で売り進む

中国 経済・産業ニュース

  週明け2日の香港株式市場は大幅続落して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比3.857%安の12317.460ポイント、H株指数が同4.645%安の6582.230ポイント、レッドチップ指数が同4.010%安の2784.020ポイントだった。売買代金は363.5億香港ドルで、前営業日の380億香港ドルから縮小した。

  主要指数は3日続落した。前週末の米株続落を嫌気する売りが集まった。2008年10-12月期の米国内総生産(GDP)実質成長率の改定値の大幅な下方修正に伴い、景気悪化が再度確認されたことや、米政府による金融大手シティグループの普通株取得で、金融機関の経営不安が増したことなどの悪材料が浮上したことも重しとなった。この日の中国大陸株が反発したことの影響は限られた。時価総額上位のセクターで下げ幅が目立ち、主要指数の構成銘柄はほとんどが下落した。

  この日の主要指数は大幅安で寄り付き、ハンセン指数は300ポイント近い下げ幅を記録した。寄り付き後もさらに売りは続き、ハンセン指数は2008年11月末以来の安値水準に達した。後場は一時買い戻される動きもみられたが、上げ幅は限定的。大引けにかけては再び売りが集まった。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が3.89%安と大幅続落。長江実業(00001)が4.62%安、恒基不動産(00012)が4.58%安、新鴻基不動産(00016)が5.32%安、新世界発展(00017)が8.65%安などと香港不動産セクターの下げ幅が目立った。東亜銀行(00023)が7.74%安、香港証券取引所(00388)が8.07%安と金融セクターも売りが集まった。HSBC(00005)はこの日の売買を停止。同行には大幅増資の実施や2008年12月期本決算での配当減額などが報じられている。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が4.81%安、中国工商銀行(01398)が3.14%安、中国銀行(03988)が3.68%安、交通銀行(03328)が4.45%安、中国人寿保険(02628)が5.04%安、平安保険(02318)が4.96安と時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み安で、指数を押し下げた。ほとんどの銘柄が下落する中、哈爾浜動力(01133)が9.43%安、中海発展(01138)が8.17%安、中煤能源(01898)が7.90%安と急落した。

  中国大陸株式市場は3日ぶり反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.509%高の2093.447ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反発。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.495%高の133.373ポイント、深センB株指数が1.072%高の303.763ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1142億元と、前営業日の1523.3億元より減少した。

  5日に開幕する全国人民代表大会(全人代)での追加的な景気対策発表に期待が強まった。中国メディアが「政府が8兆元に上る新たな投資計画を打ち出す可能性がある」と伝えたことも刺激材料となった。もっとも上場企業が大口投資家に設定した株式売却制限の解除が今週相次ぎ予定されていることを受け、需給悪化懸念も持続し、上値は限定的。2008年12月期本決算の発表時期を迎え、企業業績悪化を懸念する売りもみられた。