【上海株・概況】13日=3日ぶり反発、人民元先高観でB株が急伸
2009年 11月 13日(金曜日) 17:17
13日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比0.46%高の3187.65ポイントと3日ぶり反発した。
朝安後に買い戻される。招商証券のIPO公募に申し込まれた1兆1000億人民元のうち、抽選に外れた分がこの日投資家の手元に戻ったことから、投資資金の還流が期待された。この日のB株相場が人民元の先高観を材料に急伸したこと受け、A株相場も投資家心理が改善した。
中国政府が前日、14日からの国内路線の燃油サーチャージ徴収再開を事実上認めたことを受け、収益改善期待から航空株がしっかり。国家発展改革委員会の解振華副主任がこのほど、「環境保護事業に向こう5年で4500億元を投じる必要がある」と言明し、環境関連株も買われた。朝方は軟調だった銀行株の一角も中盤以降に買い戻された。
もっとも上値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作を通じた市場からの資金吸収ペースを速めていることから流動性の縮小が警戒され、金融政策に敏感な不動産株が終日軟調に推移した。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は2748億元と、前営業日の2528億元を超えた。
外貨建てのB株相場は全面高。上海B株指数が9.42%高の251.19ポイント、深センB株指数が7.86%高の622.81ポイントで引けた。オバマ大統領の訪中を控えて人民元の切り上げ圧力が再び強まるなか、外国人投資家を中心に、人民元資産の価値上昇を見越した買いが膨らんだ。人民銀は11日発表した四半期に一度の金融政策執行報告の中で、人民元相場の弾力的運用を図る意向を示している。上海証券取引所が開設を検討している海外企業向け市場「国際板」にB株が組み入れられるとの観測も浮上した。 【 中国経済・産業 のページへ】
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