【上海株・概況】17日=3日続伸も、高値警戒で後場に上げ幅縮小
2009年 11月 17日(火曜日) 17:04
17日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比0.24%高の3282.89ポイントと3日続伸した。
米投資銀行ゴールドマン・サックスがこの日発表のリポートで、中国経済について、最低でも今後3四半期は高成長を持続するとの見方を示し、景気回復期待が持続した。懸念が高まるインフレ予想についても、適度な価格上昇にとどまり、金融政策の全体的な方向性は変わらないと報告。中国の銀行銘柄の目標株価を引き上げたことから、銀行株が軒並み高となって相場をけん引した。
中国社会科学院が16日発表した不動産発展報告(09~10年)の中で、年内は土地の供給ピッチが加速し、需要も回復していることから土地価格もある程度の上昇を続けると分析。不動産株に取引の活発化を期待した買いが入った。前夜の米原油先物相場の上昇を好感して石油株も強含んだ。
もっとも高値警戒感がくすぶるなか、上値は限定的。上海総合指数が前日に3カ月ぶり高値を更新していることもあって、上値では利益を確定する売りもみられた。この日新規上場した招商証券の株価の公募価格比での上昇幅が、上場初日銘柄としては3年ぶりの低水準にとどまったことも、投資心理を冷やし、指数は中盤以降上げ幅を縮めた。前日上げが目立った家電株がさえず、石炭、非鉄などの素材株や鉄鋼株も中盤以降売りに押された。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は3292億元と、前営業日の3713億元を下回った。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が2.69%高の256.98ポイント、深センB株指数が0.92%高の629.89ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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