【上海株・概況】23日=景気回復や政策期待の買いで反発
2009年 11月 23日(月曜日) 17:01
23日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比0.92%高の3338.66ポイントと反発した。景気回復や政策期待からの買いが朝方から優勢となった。
国務院発展研究センター・マクロ経済研究部の余斌部長は21日、中国のGDP(国内総生産)成長率について、今年第4四半期で10%超、通年で8.5%程度と予測。中国経済の見通しを好感した買いが入った。国務院国有資産監督管理委員会が先週末発表した中央企業の10月の業績が好調な伸びを示したことも評価された。
近く開催される2010年の政策指針を確認する中央経済工作会議について、専門家の間では、「景気回復の基礎が固まっていない情勢下、政策方針に大規模な調整や転換はない」という見方が優勢となっており、政策期待も続いた。
国際金相場の上昇を好感し産金株が買われた。中国発展改革委員会が先週、生産技術が立ち遅れた設備の閉鎖、統合を進める方針を改めて強調するなか、セメント株にも業界再編を期待した買いが膨らんだ。国家発展改革委員会がこの日、「上海ディズニーランド建設を正式に承認した」と発表し、上海を拠点とする銘柄群も急伸。資源セクターや素材株も買われ、朝方は軟調だった銀行株も中盤以降は買いが優勢となった。酒造株の上げも目立った。
もっとも高値警戒感がくすぶるなか、上値は限定的。指数が年初来高値水準で推移していることもあって、上値では利益確定売りが散見された。不動産株が弱含んだ。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は3338億元と、前営業日の3296億元を超えた。
外貨建てのB株相場はまちまち。上海B株指数が0.61%安の261.20ポイント、深センB株指数が0.26%高の637.93ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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