【上海株・概況】27日=「ドバイ・ショック」で大幅続落、世界株安を警戒
2009年 11月 27日(金曜日) 16:58
27日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比2.36%安の3096.27ポイントと大幅続落。終値で11月2日以来、約3週間ぶりに節目の3100ポイントを割り込んだ。今週の下落幅の累計は6.41%。3300、3200、3100ポイントの各大台を割り込んだ。
昨夜は米国市場が感謝祭で休場だったが、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資会社ドバイ・ワールドが全債務の支払い延期を求めたことが嫌気されるなか、欧州株が急落。この日のアジアの主要株式相場も軒並み下げ、「ドバイ・ショック」による世界株安が警戒された。
IPO審査や、上場企業の大株主によるロックアップ(譲渡制限)株売却の動きが加速しており、需給悪化の懸念もくすぶった。来年度の経済政策方針を決める中央経済工作会議の開催先送りが報じられ、「早い時期に引き締め転換が行われるのではないか」との見方も浮上。指数はほぼ一本調子で値を下げ、この日の安値圏で引けた。
根強い増資観測で銀行株が連日で売られた。石油株や不動産株も安い。生産過剰が懸念される鉄鋼株の下げも目立った。
半面、国務院が2020年までの二酸化炭素排出削減目標を発表したことを受け、環境関連株が逆行高。ストップ高を付ける銘柄もあった。中国工業情報化部がこのほど、新型インフルエンザワクチン4624万トンの生産を指定メーカーに要請したと伝えられ、医薬株も買われた。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は2859億元と、前営業日の4246億元を大幅に下回った。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が2.56%安の238.18ポイント、深センB株指数が3.81%安の588.70ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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