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4日=香港株大幅上昇、中国本土株急伸を好感

中国 経済・産業ニュース

  4日の香港株式市場は大幅上昇して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比2.470%高の12331.150ポイント、H株指数が同4.999%高の6948.370ポイント、レッドチップ指数が同3.286%高の2895.450ポイントだった。売買代金は449.6億香港ドルで、前営業日の429.9億香港ドルから拡大した。

  この日の中国本土株が急反発したことや、全国人民代表大会(全人代)の開幕を明日に控え、中国政府による追加景気対策への期待感が高まったことを受け、中国系銘柄を中心に買いが膨らんで、指数を押し上げた。後場に入ると中国本土株がさらに一段上げたことが意識され、香港市場でも上げ幅を拡大した。セクター別では金融、不動産などで上昇幅が目立った。H株指数の構成銘柄は全面高だった。

  この日の主要指数は大幅安で寄り付き、ハンセン指数は前日に続いて12000ポイント台を割り込んだ。しかし、寄り付き直後から買い優勢で推移し、段階的に上値を押し上げた。後場に入るとさらに一段高で、買い圧力が急速に高まった。H株指数は一時、3営業日ぶりに7000ポイントを上抜けた。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が3.20%高と大幅続伸。長江実業(00001)が0.16%高、恒基不動産(00012)が2.98%高、新鴻基不動産(00016)が2.24%高、新世界発展(00017)が6.99%高と香港不動産セクターも軒並み高だった。富士康(02038)は10.73%高と急伸した。一方、HSBC(00005)は4.43%安と大幅続落。前日の18.78%安と合わせ、2日間の下げ幅は20%を超えた。このほど発表した2008年12月期本決算での7割減益と177億米ドル規模の大規模増資が継続して嫌気された。

  H株指数構成銘柄は全面高。中国建設銀行(00939)が4.76%高、中国工商銀行(01398)が4.95%高、中国銀行(03988)が3.34%高、中国人寿保険(02628)が4.76%高、平安保険(02318)が7.03%高と時価総額上位の銀行、保険セクターがそろって大幅上昇した。この日は急伸する銘柄が目立ち、上海電気(02727)が16.23%高、安徽海螺(00914)が12.64%高、富力地産(02777)が10.83%高となった。

  中国大陸株式市場は急反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比6.115%高の2198.107ポイントと4日ぶりに2100ポイント台を回復してこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反発。終値は上海B株指数が前営業日終値比6.444%高の140.206ポイント、深センB株指数が4.990%高の315.167ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1957.9億元と、前営業日の1272.2億元より増えた。

  全国人民代表大会が開幕する明日にも、新たな景気刺激策が打ち出されるとの観測が浮上した。前日に上海総合指数が約1カ月ぶりの安値を付けただけに、自律反発狙いの買いも入り、指数はほぼ一本調子で上げ、この日の高値圏で引けた。全面高の展開で、銀行株が後場に上げ足を速めて相場をけん引した。政府系投資会社である中国投資有限責任公司の汪建熙副総経理がこの日、国内メディアの取材に対し、「今年も工商銀行(601398)、建設銀行(601939)、中国銀行(601988)の株式買い増しを継続する」と述べたことを受け、同3行株が急伸した。