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【上海株・概況】8日=材料出尽くしの売りで反落、銀行株安い

中国 経済・産業ニュース

8日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比1.06%安の3296.66ポイントと反落。終値で3営業日ぶりに節目の3300ポイントを下回った。

 

来年度のマクロ経済政策の基本方針を決める中央経済工作会議が7日、適度な金融緩和や積極的な財政政策の維持を確認して閉幕したことで、材料出尽くし感からの利益確定の売りが広がった。


中国の政府系ファンド中国投資有限公司(CIC)傘下の中央匯金投資の幹部は7日、「国内銀行の自己資本比率不足は、市場原理に基づき解決すべき」と発言。市場では「中央匯金投資が国内大手行の資本増強を支援する」との観測が出ていただけに、銀行株に失望売りを誘った。前日の米原油先物相場安が嫌気されて、石油株や石炭株などの資源セクターも売られた。


自動車株もさえない。中央経済工作会議では自動車販売に関し、農村住民向け購入補助や買い替え支援策の続行が確認されたが、すでに織り込み済みだったこともあり、この日は目先の利益を確定する売りに押された。


もっとも下値は限定的。中央経済工作会議で、不動産価格の調整に関し言及されなかった一方、より広い住宅への買い替えを引き続き奨励する方針が確認されたことから、不動産株が買われた。同会議で個人消費を柱とする内需拡大を重点的に押し進める方針が決定されたことが刺激材料となって小売株の上げも目立った。非鉄株も中盤以降に買い戻された。


深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は2754億元だった。


外貨建てのB株相場は、上海B株指数が0.61%安の256.86ポイント、深センB株指数が0.42%安の634.86ポイントで引けた。   【 中国経済・産業 のページへ】


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