【上海株・概況】21日=5日ぶり小反発、朝安後に買い戻し
2009年 12月 21日(月曜日) 16:56
21日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比0.29%高の3122.97ポイントと5日ぶりに小反落した。朝安後に買い戻される展開。上海総合指数は前週末までに4日続落しており、売り一巡後は割安感からの押し目買いが優勢となった。
中国政府による不動産投機取引の抑制スタンスが警戒されてこのところ下げが目立っていた不動産株の一角に中盤以降、自律反発狙いの買いが入った。中国証券監督管理委員会(証監会)の尚福林主席が18日、株価指数先物取引と信用取引を順次解禁する意向を表明したことをきっかけに証券株も買われた。年末年始の消費活発化や、インフレ予想の高まりを受けて小売株もしっかり。「政府が来年の送電網建設に最低でも2000億元の予算を組む」と報じられて、送電株も高い。
もっともIPO(新規株式公開)ピッチの加速が警戒されて上値は限定的。国内メディアが「12月の IPO規模は9年ぶりの高水準」と伝えるなど、市場で需給悪化の懸念が強まっている。加えて、「銀行業の資金調達規模が2010年はマーケット全体で 5000億元に達する」との中国銀行業監督管理委員会関係者の見方が報じられたことも重し。これを受けて銀行株が終日軟調に推移した。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は1438億元(前営業日は1950億元)。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が0.47%高の241.48ポイント、深センB株指数が1.90%高の594.37ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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