【上海株・概況】23日=自律反発狙いの買いで反発
2009年 12月 23日(水曜日) 16:59
23日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比0.76%高の3073.78ポイントと反発した。
指数が前日に1カ月半ぶり安値を付けており、割安感の出た銘柄に自律反発狙いの買いが広がった。中国政府系シンクタンクの中国国家信息中心が2010年の経済指標について、輸出のプラス成長や小売売上高の伸び拡大を予測したことも、中国の景気回復期待につながった。
「セカンドハウス購入時の頭金下限が近く40%から50%に引き上げられる」との報道を中国銀行業監督管理委員会と中国証券監督管理委員会がそろって否定したことを受け、このところ下げが目立った不動産株の一角に押し目買いが入った。銀行株も買い戻された。前日の米原油先物相場の反発を好感して石油株が上昇。「政府が希少金属の備蓄制度を導入する」と伝えられ、希少金属株も値上がりした。
年末年始や春節期間中の消費活発化が期待されて小売株の上げも目立った。国務院が前日、来年から企業退職者の養老金(年金)支給額を引き上げることを決定したことも、消費押し上げ期待につながった。
もっとも大型IPO(新規株式公開)を警戒して上値は限定的。鉄道車両製造大手の中国北車の公募抽選で1兆元超の資金が市場から吸い上げられるとの見方が伝えられた。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は1507億元(前営業日は1666億元)。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が0.97%高の240.07ポイント、深センB株指数が1.20%高の593.99ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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