【上海株・概況】21日=GDP発表を好感し小反発、銀行株が高い
2010年 1月 21日(木曜日) 17:11
21日の中国本土株式市場で、上海相場の代表的な指数である上海総合指数は前営業日終値比0.22%高の3158.86ポイントと小反発した。
朝安後に買い戻される展開。国家統計局が朝方発表した09年第4四半期のGDP(国内総生産)成長率が前四半期を上回ったことを背景に、中国の景気回復を評価する買いが相場を下支えた。
朝方発表された09年12月のCPI(消費者物価指数)が2カ月連続でプラスとなるなか、インフレリスクの高まりから、市場関係者の間で、「中国人民銀行が早期に利上げに踏み切るのではないか」との観測が浮上。「利上げ予測の高まりは銀行の利ざやの拡大に有利」との思惑から銀行株が買われた。投資信託運用で中国最大手の華夏基金管理の旗艦ファンドが2009年第4四半期に大手行の株式を3年ぶり買い増した、と伝えられたことも刺激材料だった。
もっとも上値は限定的。前夜の米原油先物相場が下落したことを受けて石油株や石炭株が軟調。非鉄株や鉄鋼株などの素材株も売られた。利上げによる資金調達コストの上昇が意識されて不動産株も下げた。
深セン相場を合わせた人民元建てA株相場の売買代金は2308億元(前営業日は3266億元)。
外貨建てのB株相場はまちまち。上海B株指数が1.09%高の262.94ポイント、深センB株指数が0.52%安の620.48ポイントで引けた。 【 中国経済・産業 のページへ】
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