中国観察記

中国語ホームページ作成・格安
トレーダーズショップ商品検索:

スポンサーリンク

トレーダーズショップ

  

 





9日=香港株3日続落、HSBCの下げ幅20%超える

中国 経済・産業ニュース

  週明け6日の香港株式市場は続落して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比4.839%安の11344.580ポイント、H株指数が同0.883%安の6725.580ポイント、レッドチップ指数が同1.774%安の2755.430ポイントだった。売買代金は357.9億香港ドルで、前営業日の469億香港ドルからやや縮小した。

  この日の主要指数は3日続落した。2月の米雇用統計の悪化に伴い、米景気悪化への懸念が高まったこと、この日の中国大陸株が大幅続落したことなど、国内外に悪材料が浮上した。ハンセン指数は、時価総額上位のHSBC(00005)が24%安と急落したことで、指数の下げをけん引した。前週末に同時上場先の欧州市場で売り込まれた流れを受けた。ただH株指数の下げ幅は限定的。中国政府の追加景気刺激策への期待感から、中国企業のH株の一角には買いが集まった。

  この日の主要指数は安値で寄り付き、その後も軟調に推移した。朝方に大きく値を崩すと、前場引けにかけてもみ合いながら再び下値を探る展開となった。後場に入っても軟調地合いは変わらず、小幅に上下しながら、そのまま安値で引けた。ハンセン指数は一時、11600ポイント台を割り込んだ。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位のHSBCが24.13%安と急落。中国移動(00941)も3.07%安と続落した。長江実業(00001)が3.67%安、新鴻基不動産(00016)が1.23%安、新世界発展(00017)が2.03%安と香港不動産セクターもさえない。またハンセン銀行(00011)が8.96%安、東亜銀行(00023)が7.35%安、中銀香港(02388)が4.54%安と銀行セクターも連日急落した。富士康(02038)は14.78%安。このほど発表した2008年12月期本決算で8割減益となったことが嫌気された。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が2.94%安、中国銀行(03988)が1.81%安、交通銀行(03328)が0.22%安、招商銀行(03968)が0.67%安、中国人寿保険(02628)が1.17%安、平安保険(02318)が1.07%安などと時価総額上位の銀行、保険セクターが続落。中煤能源(01898)が3.44%安、安徽海螺(00914)が1.97%安など素材、資源もさえなかった。一方、自動車や電力を中心に買いが広がり、指数の下げ幅を圧縮した。

  中国大陸株式市場は大幅続落。指標の上海総合指数は前営業日終値比3.386%安の2118.748ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も下落。終値は上海B株指数が前営業日終値比2.480%安の137.418ポイント、深センB株指数が2.170%安の313.959ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1581.2億元と、前営業日の1599億元より減少した。

  指数は朝方小高く寄り付いたものの、上値の重さが嫌気されると売りが加速。商いを伴って幅広い銘柄に売りが広がり、この日の安値圏で引けた。中国人民銀行(中央銀行)の易網副総裁は8日、「国内の物価情勢は典型的なデフレにはまだ突入していない」と述べた上で、金利政策について「利下げ余地はあるものの、引き下げ幅は大きくない。ゼロ金利政策は我が国とって最良の選択肢ではない」との見方を改めて強調。利下げ期待が後退した。今週発表される2月・主要経済指標の内容を見極めたいとするムードも強まり、積極的な買いは手控えられた。