13日=香港株大幅上昇、国内外の材料好感
2009年 3月 13日(金曜日) 18:23
13日の香港株式市場は大幅上昇して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比4.368%高の12525.800ポイント、H株指数が同4.597%高の7282.520ポイント、レッドチップ指数が同3.161%高の2983.710ポイントだった。売買代金は439億香港ドルで、前営業日の285億香港ドルから拡大した。
前日の米株が急伸したことや米景気懸念が後退したことを受け、買い進まれた。この日午前の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕後に、温家宝首相が景気対策の実施に積極的な姿勢を示したことも、投資家心理の改善につながった。時価総額上位のセクターが主導して買われ、指数を押し上げた。主要指数の構成銘柄は大半が上昇した。ハンセン、レッドチップの両指数は続伸した。
この日の主要指数は大幅高で寄り付き、ハンセン指数は約400ポイントの上げ幅を記録した。朝方はややもみ合ったが、中盤に差し掛かると買い圧力が急速に高まった。後場に入っても買い基調は続き、主要指数は大幅高でこの日の取引を終えた。H株指数は終値ベースで2営業日ぶりに7000ポイントを回復した。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が2.80%高、HSBC(00005)が5.66%高と急伸。長江実業(00001)が4.92%高、恒基不動産(00012)が2.00%高、新鴻基不動産(00016)が6.28%高、新世界発展(00017)が4.30%高と香港不動産セクターもそろって買い進まれた。住宅ローン金利の低下が材料視された。招商局国際(00144)が6.22%高、中遠太平洋(01199)が8.25%高と運輸セクターも上げ幅が目立った。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が4.88%高、中国工商銀行(01398)が5.01%高、中国銀行(03988)が2.25%高、中国人寿保険(02628)が4.86%高、平安保険(02318)が7.97%高と時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み買い進まれ、指数を押し上げた。北京国際空港(00694)は15.77%高と買い進まれた。前日の米原油先物相場の急伸を受け、中国石油化工(00386)が4.91%高、中国石油天然気(00857)が5.89%高と石油セクターも好調だった。
中国大陸株式市場は続落。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.236%安の2128.848ポイントと3日続落してこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も続落。終値は上海B株指数が前営業日終値比0.747%安の138.497ポイント、深センB株指数が0.606%安の316.158ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1090.9億元と、前営業日の1106.7億元より減少した。
朝方は買い優勢に推移したが、上値は重く、後場以降売りに押された。温家宝首相は第11期全国人民代表大会の閉幕にあたって臨んだ会見で、「必要であれば新たな景気対策を打ち出すことが可能だ」と表明したものの、具体的な内容には言及しなかった。全人代開幕中にも新たな刺激策が打ち出されるとの見方があっただけに、失望売りを誘った。前日発表された2月の工業生産が市場予想を下回る伸びとなるなど、一部の経済指標が弱い内容だったことも、景気減速懸念につながった。







