16日=香港株大幅続伸、国内外の材料受けて買い進む
2009年 3月 16日(月曜日) 18:24
週明け16日の香港株式市場は大幅続伸して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比3.600%高の12976.710ポイント、H株指数が同4.351%高の7599.350ポイント、レッドチップ指数が同2.920%高の3070.840ポイントだった。売買代金は467億香港ドルで、前営業日の439億香港ドルから拡大した。
前週末の米株続伸を好感する買いが広がった。中国政府による景気刺激策への期待感が継続していることも投資家心理を押し上げた。連日の上昇を受け、前場は利益を確定する売りもみられたが、後場では中国本土株が上昇に転じたことを手掛かりに、買い進まれる展開となった。この日は銀行、保険、不動産など時価総額上位のセクターを中心に幅広く買い進まれ、指数を押し上げた。ハンセン指数は5日続伸した。
この日の主要指数は高値で寄り付いた。前場中盤からは売りが目立ち、徐々に値を崩す展開となったが、前場引けにかけて急速に買い圧力が高まった。後場に入っても買い基調は続き、大引けにかけてはさらに一段高となった。ハンセン指数は節目となる13000ポイントを試して引けた。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が2.80%高、HSBC(00005)が4.57%高と大幅続伸。長江実業(00001)が3.10%高、恒基不動産(00012)が4.90%高、新鴻基不動産(00016)が3.35%高、新世界発展(00017)が2.36%高と香港不動産セクターも軒並み高だった。ハンセン銀行(00011)が5.17%高、東亜銀行(00023)が10.63%高、中銀香港(02388)が4.14%高と銀行セクターも上げ幅が目立った。
H株指数構成銘柄はほぼ全面高。中国建設銀行(00939)が2.94%高、中国工商銀行(01398)が2.98%高、中国銀行(03988)が2.64%高、中国人寿保険(02628)が6.54%高、平安保険(02318)が5.68%高と時価総額上位の銀行、保険セクターがそろって買い進まれた。この日は大幅高となる銘柄が相次ぎ、江西銅業(00358)が10.84%高、中国建材(03323)が11.11%高、東風汽車集団(00489)が10.00%高と2けたの上昇幅を記録した。
中国大陸株式市場は4日ぶり反発。朝安後に買い戻される展開。朝方下げる場面での下値の底堅さを好感する買いが膨らみ、指数はこの日の高値圏で引けた。工業・信息化部の苗〓(つちへんに于)部長がこのほど、「工業・信息化部は、国務院が先ごろ決定した基幹10産業の支援策に次ぐ、新たな政策決定を政府に提案するだろう」と述べ、追加景気対策に期待が強まった。前場持ち高調整の売りに押された銀行株が後場に買い戻された。本日引け後に08年通期決算を発表する興業銀行(601166)が好業績期待から急伸し、他の銘柄も連れ高となった。連日で売られていた不動産株にも、自律反発狙いの買いが膨らんだ。







