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18日=香港株反発、国内外株高を材料視

中国 経済・産業ニュース

  18日の香港株式市場は反発して取引を終えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比1.856%高の13117.170ポイント、H株指数が同1.657%高の7632.520ポイント、レッドチップ指数が同1.484%高の3025.360ポイントだった。売買代金は375億香港ドルで、前営業日の489.9億香港ドルから縮小した。

  前日の米株反発を好感する買いが膨らんだ。米住宅指標が予想を上回って改善したことで、米景気先行き不安が和らいだほか、米政府による金融システムの安定化に期待感が高まったことも香港市場で材料視された。この日の中国本土株が続伸したことや、中国政府による追加的な景気刺激策への期待感が高まったことも投資家心理を押し上げた。銀行、保険、通信など時価総額上位のセクターが買い進まれ、指数を押し上げた。

  この日の主要指数は高値で寄り付き、ハンセン指数は前日割り込んだ13000ポイントを戻して取引が始まった。前場中盤は売りが強まったが、前場引けにかけては再び買い戻される展開。後場では高値圏で小刻みにもみ合いながら推移し、取引を終えた。ハンセン指数が終値ベースで13000ポイントを上抜くのは2月25日以来、15営業日ぶりとなる。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が1.49%高と反発。HSBC(00005)は5.77%高と急伸した。長江実業(00001)が0.23%高、新鴻基不動産(00016)が1.87%高、新世界発展(00017)が2.46%高と香港不動産セクターも買い戻された。このほかではエスプリ(00330)が3.25%高、ハチソン・ワンポア(00013)が3.35%高、富士康(02038)が2.16%高と買い進まれた。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が3.52%高、中国工商銀行(01398)が1.44%高、中国銀行(03988)が2.14%高、中国人寿保険(02628)が1.87%高、中国人民財産保険(02328)が0.95%高と時価総額上位の銀行、保険セクターが反発して、指数を押し上げた。2008年12月期本決算を発表したばかりの中海発展(01138)、浙江高速道路(00576)もそれぞれ5.31%高、4.97%高と上げ幅が目立った。資源、通信、インフラなどのセクターも物色された。

  中国飲料大手メーカー、中国匯源果汁集団(01886)はこの日、19%安と急落した。中国商務部はこの日、米コカ・コーラによる匯源果汁の買収が独占禁止法に抵触するとして、同買収案を却下したと発表した。08年8月1日に施行された同法で初の否決案件となった。同社株は前場途中で売買を停止した。

  中国大陸株式市場は3日続伸。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.243%高の2223.725ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も続伸。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.004%高の145.556ポイント、深センB株指数が0.126%高の333.489ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1989.5億元と、前営業日の1744.5億元より増えた。

  預金準備率や金利の引き下げ期待が持続。繊維と設備製造向け産業支援策の実施細則が今週中にも発表されると伝えられ、政府の景気対策を期待する買いも広がった。前夜の米原油先物相場の急騰を手掛かりに資源株が高い。上海先物取引所が前日、25日までに鋼材先物取引の開始に向けたシステム調整を終えると発表したことを受け、鉄鋼株も買われた。もっとも前日急伸した反動で戻り待ちの売りもみられ、上値は限られた。企業の08年通期決算の発表が本格化する中で、企業業績の悪化に対する懸念も根強かった。