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四川・鷹聯航空が国営傘下に、ローカル民営の不振深刻

中国 経済・産業ニュース

  19日付21世紀経済報道によると、四川省成都市に本社を置く民営航空会社、鷹聯航空(ユナイテッドイーグル・エアラインズ)は17日、国営の四川航空集団から2億3000万元の追加出資を受けると発表した。四川航空の出資比率は現在の20%から76.2%に拡大。民間航空会社が国営企業の傘下となる中国で初のケースとなる。

  鷹聯航空は低価格運賃を売りとしているが、2005年の開業以来、赤字が続いている。経営再建を図り、06年に他の民営会社に資本注入を打診したが、交渉設立には至らなかった。

  資金繰りが悪化する中、鷹聯航空は06年11月、第三者割当増資を通じて四川航空から20%の出資を受けた。関係者によれば、四川航空は当時、鷹聯航空に2000万元の借金があったが、鷹聯航空の資金繰り難が短期間で解決しないと判断し、同額の出資を行うことで、借金を帳消しにしたという。

  中国では、国内初の民営航空会社、奥凱航空(OK航空)が昨年12月、経営陣と株主の対立を理由に旅客便の運航を一時停止したのに続き、湖北省武漢市の民営航空会社、東星航空が3月14日、債務不履行を理由に航空当局から営業一時停止を命じられた。いずれも低価格戦略が裏目となって資金繰り難に陥っており、地方の民営航空会社の無理な経営が露呈し始めている。