23日=香港株急反発、国内外に好材料浮上
2009年 3月 23日(月曜日) 18:16
週明け23日の香港株式市場は急反発した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比4.784%高の13447.420ポイント、H株指数が同6.189%高の7959.910ポイント、レッドチップ指数が同5.378%高の3090.130ポイントだった。売買代金は553億香港ドルで、前営業日の438.9億香港ドルから拡大した。
香港株式市場では23日から通常取引後に行われる時間外取引「クロージングオークションセッション」制度が撤廃された。株式の取引終了時間はこれまでの現地時間16時10分から16時に早まった。
米政府が23日に発表する予定の不良資産の買い取り計画に期待感が高まったほか、この日の中国大陸株の続伸や、中国政府による追加景気刺激策への期待感など、国内外に材料がそろい、買いが進まれた。終日にわたって買い圧力が続き、後場ではさらに一段高となった。この日は銀行、保険、不動産、通信など時価総額上位のセクターで上げ幅が目立った。主要指数ではH株指数が全面高、ハンセン指数もほぼ全面高だった。
この日の主要指数は高値で寄り付き、ハンセン指数は13000ポイント台に戻して取引が始まった。その後も買い優勢で取引が進み、段階的に上値を押し上げる展開。後場に入っても買い基調は続き、さらに一段上げて大引けを迎えた。ハンセン指数は終値ベースで前営業日に割り込んだ13000ポイントを回復して引けた。
ハンセン指数構成銘柄はほぼ全面高。中国移動(00941)が4.91%高と急反発。HSBC(00005)も0.60%高と反発した。長江実業(00001)が8.15%高、恒基不動産(00012)が8.77%高、新鴻基不動産(00016)が7.08%高、新世界発展(00017)が6.90%高と香港不動産セクターはそろって急伸した。招商局国際(00144)が11.40%高、中遠太平洋(01199)が11.43%高と運輸セクターでも買いが膨らんだ。
H株指数構成銘柄は全面高。中国建設銀行(00939)が6.97%高、中国工商銀行(01398)が6.34%高、中国銀行(03988)が2.64%高、中国人寿保険(02628)が5.12%高、平安保険(02318)が7.38%高などと時価総額上位の銀行、保険セクターが買い進まれ、指数の上昇をけん引した。素材セクターも急伸し、洛陽モリブデン(03993)が16.21%高、中国アルミ(02600)が16.32%高、安徽海螺(00914)が10.13%高、馬鞍山鋼鉄(00323)が11.74%高などと上げ幅が2ケタ台を超えた。
中国大陸株式市場は6日続伸。指標の上海総合指数は前営業日終値比1.946%高の2325.480ポイントと1カ月ぶりに2300ポイント台を回復してこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も上昇。終値は上海B株指数が前営業日終値比2.362%高の152.650ポイント、深センB株指数が2.364%高の343.303ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2304.1億元と、前営業日の2080.2億元より増えた。
財政部の王軍副部長が22日に開催されたトップフォーラムで、「わが国はより複雑な経済局面に対応するための余力と能力がある」と述べたことから、追加景気対策の発表に期待感が強まった。上場企業が大口投資家に設定した保有株の売却制限が満了となる株式が、今週は前週を大幅に下回ると伝えられ、需給悪化懸念も後退した。一部地域で不動産市場の回復を示す統計が表れていることを好感し、不動産株が買われた。最近の売買活況で株式市場への資金流入が期待される中、証券株も上昇した。







