24日=香港株続伸、国内外の材料受けて買い先行
2009年 3月 24日(火曜日) 18:26
24日の香港株式市場は続伸した。主要指数の終値は、ハンセン指数の終値が3.442%高の13910.340ポイント、H株指数が同1.299%高の8063.290ポイント、レッドチップ指数が同1.969%高の3150.990ポイントだった。売買代金は638.7億香港ドルで、前営業日の553億香港ドルから拡大した。
前日の米株が急伸したことや、前日発表された米国の不良資産の買い取り計画を受けて、米金融システムの安定化に期待感が高まったことなどを材料に、買いが先行した。この日の中国大陸株の続伸、中国国内で広がる景気刺激策、相場支援策への期待感も投資家心理を押し上げた。前場は前日大幅高となった反動から、H株銘柄を中心に利益確定売りが広がったが、売りが一巡した後場に入ると再び買いが広がって指数を押し上げた。時価総額上位のセクターは軒並み買い進まれた。
この日の主要指数は大幅高で寄り付き、ハンセン指数の上げ幅は300ポイントを超えた。寄り付き後は売りが集まったものの、前場引けにかけて再び買い戻しが広がった。後場に入っても買い圧力は続き、さらに一段上げて取引を終えた。H株指数が終値ベースで8000ポイント台を回復するのは1月7日以来となる。ハンセン指数も14000ポイントを試して引けた。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位のHSBC(00005)が9.83%高と急騰。中国移動(00941)も1.58%高と続伸した。長江実業(00001)が3.80%高、恒基不動産(00012)が4.21%高、新鴻基不動産(00016)が5.38%高、新世界発展(00017)が1.61%高と香港不動産セクターも軒並み高だった。招商局国際(00144)が11.17%高、中遠太平洋(01199)が9.16%高と運輸セクターでも連日にわたって買いが膨らんだ。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が1.57%高、中国工商銀行(01398)が0.56%高、中国銀行(03988)が2.14%高、中国人寿保険(02628)が0.58%高、平安保険(02318)が4.44%高などと時価総額上位の銀行、保険セクターが続伸した。幅広いセクターが物色される中、東風汽車集団(00489)が7.94%高、哈爾浜動力(01133)が5.05%高、中国国際航空(00753)が7.81%高、富力地産(02777)が4.22%高と上げ幅上位に並んだ。
中国大陸株式市場は7日続伸。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.556%高の2338.420ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も続伸。終値は上海B株指数が前営業日終値比0.447%高の153.332ポイント、深センB株指数が0.772%高の345.952ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2283.9億元と、前営業日の2304.1億元より減少した。
国務院は23日、3月上旬の全国人民代表大会(全人代)で温家宝首相が読み上げた政府活動報告を実行するための具体策として、55の重点活動を発表した。金融、財政分野では「株式市場の安定維持」が組み込まれており、市場参加者の間で相場支援策に対する期待が強まった。中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行業監督管理委員会が23日、「銀行融資構造を見直すための10項目の意見」を発表し、銀行融資を奨励する方針を改めて示したことも、金融緩和効果への期待感につながった。







