25日=香港株反落、連日の上昇による反動で利食い売り
2009年 3月 25日(水曜日) 18:18
25日の香港株式市場は反落した。主要指数の終値は、ハンセン指数の終値が2.072%安の13622.110ポイント、H株指数が同1.194%安の7966.990ポイント、レッドチップ指数が同2.136%安の3083.680ポイントだった。売買代金は541億香港ドルで、前営業日の638.7億香港ドルから縮小した。
主要指数は3営業日ぶりに反落した。直近数営業日の大幅上昇による反動を受け、この日は目先の利益を確定する売りが終日にわたって広がった。前日の米株が反落したことも悪材料となった。H株指数は前場、継続買いが集まったが、後場で中国大陸株が下落に転じると、売りが優勢となった。時価総額上位のセクターを中心に売りが集まり、指数を押し下げた。
この日の主要指数は安値で寄り付き、ハンセン指数は150ポイントの下げ幅を記録して取引が始まった。前場は徐々に買い戻される展開となったが、上げ幅自体は限定的。後場に入ると売りが急速に強まった。前場は続伸していたH株指数も後場で下落に転じ、前日回復した8000ポイント台を割り込んで引けた。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位のHSBC(00005)が4.69%安と大幅下落。中国移動(00941)も0.29%安と反落した。長江実業(00001)が1.12%安、恒基不動産(00012)が1.34%安、新鴻基不動産(00016)が4.21%安、新世界発展(00017)が4.15%安と香港不動産セクターもそろって売り込まれた。このほかでは招商局国際(00144)が6.45%安、中信泰富(00267)が8.00%安、騰訊控股(00700)が5.72%安などと下げ幅が目立った。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が2.21%安、交通銀行(03328)が1.66%安、招商銀行(03968)が1.90%安、中国人寿保険(02628)が1.74%安、平安保険(02318)が4.86%安、中国人民財産保険(02328)が3.37%安などと時価総額上位の銀行、保険セクターが反落した。前日上げ幅の大きかった銘柄に売りが集まり、中でも華能国際電力(00902)が5.83%安、東風汽車集団(00489)が6.65%安、中海油田服務(02883)が5.11%安と売り進まれた。一方、中国で25日からガソリンとディーゼル油の出荷価格が引き上げられたことを材料に、中国石油化工(00386)は5.45%高と逆行高となった。
小肥羊(00968)は13.74%高と急伸。同社はこのほど、ファーストフードチェーンで世界最大規模の米ヤム・ブランド社が小肥羊の株式19.99%を取得すると発表したばかり。
中国大陸株式市場は8日ぶりに反落。指標の上海総合指数は前営業日終値比2.004%安の2291.555ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反落。上海B株指数が前営業日終値比1.446%安の151.115ポイント、深センB株指数が1.169%安の341.907ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2017億元と、前営業日の2283.9億元より減少した。
前場上昇する場面での上値の重さが嫌気された。前日までに7日続伸しているだけに高値警戒感が意識され、目先の利益を確定する売りが次第に優勢となった。財政部は24日、国有・国有持ち株会社の今年1-2月の売上高の合計が前年同月比8.1%減少したと発表した。純利益は43.7%減と6カ月連続のマイナスとなり、減少幅は前年同期比43.3ポイント拡大した。本格化する上場企業の2008年通期決算でも、さえない内容が多いことから、企業業績の悪化に警戒感が強まった。






