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26日=香港株大幅反発、中国金融セクターが指数押し上げ

中国 経済・産業ニュース

  26日の香港株式市場は大幅反発した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比3.574%高の14108.980ポイント、H株指数が同6.556%高の8489.290ポイント、レッドチップ指数が同3.228%高の3183.220ポイントだった。売買代金は640億香港ドルで、前営業日の541億香港ドルから拡大した。

  この日は中国工商銀行(01398)が2ケタ台を超える上げ幅を記録するなど、時価総額上位の中国金融セクター全体が急伸して、指数を押し上げた。中国工商銀行に関しては米ゴールドマン・サックスが前日、株式の継続保有を明らかにしたことや、前日発表した2008年12月期本決算が事前予想に適う内容だったことが材料視され、他の金融銘柄の連れ高を誘った。前日の米株反発や、前日発表された米経済指標の好転、この日の中国大陸株の反発、中国政府による輸出支援策など国内外に好材料が複数浮上したことを背景に、主要指数の構成銘柄は買いが集まった。

  この日の主要指数は高値で寄り付き、ハンセン指数は200ポイントの上げ幅を記録して取引が始まった。朝方も買い基調で取引が進む、前場引けにかけてはやや売られたものの、後場に入ると再び買い圧力が高まった。大引けまで買いが続き、さらに一段上げて取引を終えた。ハンセン指数は終値ベースで1月9日以来となる14000ポイント台を回復した。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が4.10%高と大幅反発。長江実業(00001)が1.85%高、恒基不動産(00012)が2.04%高、新鴻基不動産(00016)が3.53%高、新世界発展(00017)が5.10%高と香港不動産セクターがそろって買い戻された。このほかでは招商局国際(00144)が10.18%高、中遠太平洋(01199)が7.59%高と運輸銘柄も急伸した。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が7.46%高、中国工商銀行が14.80%高、中国銀行(03988)が7.85%高、交通銀行(03328)が9.58%高、招商銀行(03968)が9.24%高と時価総額上位の銀行セクターが急伸。中国人寿保険(02628)が4.33%高、平安保険(02318)が5.53%高、中国人民財産保険(02328)が6.52%高と保険セクターも買い進まれた。中国石油化工(00386)が7.54%高、中海コンテナ(02866)が9.70%高、中国遠洋(01919)が8.66%高と石油精製、運輸のセクターを中心に買いが膨らんだ。

  中国大陸株式市場は急反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比3.061%高の2361.704ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反発。上海B株指数が前営業日終値比3.233%高の156.001ポイント、深センB株指数が1.645%高の347.532ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2084億元と、前営業日の2017億元より増えた。

  国務院が前日開催した常務会で、4月1日から繊維・被服、軽工業製品、鉄鋼、非鉄、石油化学製品、電子製品の輸出税払い戻し率の一部引き上げを決定したことを受け、政府の積極的な輸出支援策を好感する買いが関連銘柄を中心に広がった。国家統計局の姚景源チーフエコノミストが25日、「消費の末端にある金属スクラップが下げ止まり、景気回復に新たなシグナルが表れた」として、下半期の国内景気が改善に向かうとの見方を示したことで、極度の景気悪化懸念も和らいだ。前夜の米株反発やこの日のアジア株高も投資家心理を改善させ、指数はほぼ一本調子で上げ、この日の高値圏で引けた。