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31日=香港株反発、H株銘柄中心に買い戻し

中国 経済・産業ニュース

  31日の香港株式市場は反発した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.889%高の13576.020ポイント、H株指数が同2.152%高の8070.130ポイント、レッドチップ指数が同0.582%高の3095.400ポイントだった。売買代金は490億香港ドルで、前営業日の515億香港ドルから縮小した。

 

  前日の急落による反動を受け、値ごろ感から買い戻される動きが広がった。この日の中国本土株の反発も支援材料となった。セクター別では特に前日下げ幅の目立った中国金融セクターが軒並み買い進まれ、指数を押し上げた。一方、ハンセン指数の上げ幅は限られ、香港系銘柄には前日の米株続落を嫌気する売りが混じった。

  この日の主要指数は高値で寄り付き、その後は指数ごとに値動きが分かれた。H株指数は朝方大きく上値を伸ばす展開。前場引けから売りが混じったが、後場に入ると持ち直した。H株指数は前日割り込んだ8000ポイント台を回復して引けた。ハンセン指数は朝方から前場中盤にかけて上昇した後、売りが優勢となった。後場も売りが目立ったが、大引け直前になって買い圧力が高まり、前営業日終値を上抜けた。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が1.12%高と反発。富士康(02038)が6.49%高、裕元工業(00551)が4.00%高、香港中華ガス(00003)が2.00%高と買いが集まった。一方、HSBC(00005)は0.11%安と続落。長江実業(00001)が0.22%安、新鴻基不動産(00016)が0.14%安、新世界発展(00017)が2.64%安と香港不動産セクターもさえなかった。

  H株指数構成銘柄は全面安。中国建設銀行(00939)が3.52%高、中国工商銀行(01398)が2.54%高、中国銀行(03988)が4.04%高、交通銀行(03328)が1.50%高、中国人寿保険(02628)が2.80%高、平安保険(02318)が2.43%高などと時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み買い戻され、指数を押し上げた。このほかでは東風汽車集団(00489)が5.52%高、中国石油化工(00386)が5.75%高、華能国際電力(00902)が5.32%高と上げ幅上位に並んだ。

  中国大陸株式市場は反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.643%高の2373.213ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も上昇。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.343%高の161.056ポイント、深センB株指数が0.629%高の351.494ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2001.6億元と、前営業日の1920.8億元より増えた。

  朝方は企業の業績悪化を懸念する売りが先行したが、指数が下げ渋る場面での下値の底堅さが好感され、後場に入ると買い戻しが強まった。中小保険会社の株式への直接投資を認める新条例が今週中にも発表されると伝えられ、資金流入期待も再燃した。保険株が中盤以降に急伸し、ストップ高を付ける銘柄もみられた。証券株も高い。中国証券監督管理委員会(証監会)が31日、新興企業向け市場「創業板」を5月に創設すると発表し、業務量拡大による手数料収入の増加が期待された。3月の銀行融資が高い水準を維持すると伝えられる中、資金繰り改善期待で不動産株も大幅に上昇した。