2日=香港株急上昇、大型銘柄の上げ幅目立つ
2009年 4月 02日(木曜日) 18:11
2日の香港株式市場は急上昇した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比7.415%高の14521.970ポイント、H株指数が同6.122%高の8572.200ポイント、レッドチップ指数が同4.517%高の3197.790ポイントだった。売買代金は752億香港ドルで、前営業日の528億香港ドルから拡大した。
前日の米株大幅続伸や、このほど発表された米経済指標の改善などを好材料に、買いが膨らんだ。この日の中国本土株の続伸、追加利下げを含む金融緩和策への期待感の継続など中国国内の好材料も投資家心理を上向かせた。この日は時価総額上位のセクターを中心に上げ幅が目立ち、2ケタの上げ幅を記録する銘柄が続出した。主要指数ではH株指数構成銘柄が全面高、ハンセン指数構成銘柄もほぼ全面高だった。終日の売買代金は700億香港ドルを超え、大商いとなった。
この日の主要指数は大幅高で寄り付き、ハンセン指数は450ポイント近い上げ幅を記録した。その後も買い圧力は続き、段階的に上値を押し上げる展開。後場に入るとさらに一段上げた。この日は売られる局面がほとんどみられず、終日を通じて買い進まれた。ハンセン指数が終値ベースで14000ポイント台を回復するのは4営業日ぶりとなる。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位のHSBC(00005)は15.28%高と急伸。中国移動(00941)も4.03%高と大幅反発した。長江実業(00001)が8.35%高、恒基不動産(00012)が13.26%高、新鴻基不動産(00016)が10.06%高、新世界発展(00017)が12.01%高と香港不動産セクターもそろって上げ幅が目立った。香港証券取引所(00388)が10.52%高、東亜銀行(00023)が8.16%高と金融セクターも買いが膨らんだ。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が6.99%高、中国工商銀行(01398)が3.52%高、中国銀行(03988)が3.89%高、交通銀行(03328)が7.67%高、中国人寿保険(02628)が5.88%高、平安保険(02318)が9.19%高、中国人民財産保険(02328)が18.34%高などと時価総額上位の銀行、保険セクターが軒並み買い進まれた。このほかでは北京国際空港(00694)が17.54%高、富力地産(02777)が17.75%高、中海コンテナ(02866)が11.88%高と2ケタの上げ幅を記録した。
中国大陸株式市場は3日続伸。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.717%高の2425.291ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場はまちまち。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.391%安の160.026ポイント、深センB株指数が1.105%高の356.852ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2621.7億元と、前営業日の2548.8億元より増えた。
株式相場の回復基調を背景に、今年1-3月に新設されたファンドが22本となり、うち3月だけで単月過去最高の15本が新たに創設されたことを受け、株式市場への資金流入の増加が期待された。利下げを含む金融緩和策への期待や、国内景気の後退に歯止めがかかったとの見方も継続した。前日の米株続伸やこの日のアジア株高も市場心理を上向かせた。もっとも上海総合指数が前日7カ月ぶりの高値を付けたこともあって、高値を警戒する売りもみられ、指数は後場に上げ幅を縮めた。







