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3日=香港株買い優勢、利食い売りも混じる

中国 経済・産業ニュース

  3日の香港株式市場は買い優勢で週末を迎えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.163%高の14545.690ポイント、H株指数が同0.030%高の8574.730ポイント、レッドチップ指数が同0.076%安の3195.370ポイントだった。売買代金は714億香港ドルで、前営業日の752億香港ドルから縮小した。

 

  3日の香港株式市場は買い優勢で週末を迎えた。前日の米株続伸や、米中の景気改善への期待感、中国本土での追加利下げを含む金融緩和策への期待感などの好材料を受け、買いが先行した。ただし上げ幅は限定的。前日急伸した反動で、目先の利益を確定する動きも広がった。主要指数は大引けにかけて前営業日終値を境にもみ合う展開となり、H株指数は4日続伸した。時価総額上位の中国金融セクターが利食い売りに押され、指数の上げ幅を圧縮した。またこの日は大商いで、売買代金は連日の700億香港ドル超えを達成した。

  この日の主要指数は小幅高で寄り付いた。寄り付き直後は強く売られ、ハンセン指数は150ポイントを超える下げ幅を記録。しかし、その後は売り買いを挟みながら買い戻され、前場は小幅に続伸した。後場に入っても買いが先行したが、引けにかけては再び売りが集まり、主要指数は前営業日終値を境にもみ合う展開となった。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が0.29%高、HSBC(00005)は0.10%高と小幅続伸した。長江実業(00001)が1.66%高、恒基不動産(00012)が4.93%高、新鴻基不動産(00016)が1.15%高、新世界発展(00017)が1.49%高と香港不動産セクターも連日の大幅高で引けた。香港証券取引所(00388)が5.07%高、東亜銀行(00023)が1.94%高と金融セクターにも継続買いが入った。

  H株指数構成銘柄は素材、運輸、資源のセクターを中心に買いが膨らみ、中でも中海コンテナ(02866)が11.25%高、鞍鋼(00347)が5.10%高、馬鞍山鋼鉄(00323)が4.40%高、大唐国際発電(00991)が5.54%高と上げ幅が目立った。一方で中国建設銀行(00939)が1.08%安、中国工商銀行(01398)が0.97%安、中国銀行(03988)が1.87%安、中国人寿保険(02628)が0.74%安、中国人民財産保険(02328)が1.35%安と時価総額上位の銀行、保険セクターは利食い売りに押された。

  中国大陸株式市場は4日ぶりに反落。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.227%安の2419.778ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も下落。終値は上海B株指数が前営業日終値比0.416%安の159.360ポイント、深センB株指数が0.218%安の356.075ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2414.5億元と、前営業日の2621.7億元より減少した。

  朝方は前日まで続伸した流れを継いで買いが先行したが、高値警戒感からの売りが次第に優勢となった。もっとも下値は限定的。中国物流・購買連合会(CFLP)が2日発表した3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が上昇したことで、景気回復に期待が強まった。国内メディアが「中国の3月の人民元建て新規融資額が2月を上回る1兆3000億元に達したもよう」と伝え、資金の流動性改善も期待された。

  大陸株式市場は中国の休日「清明節」のため、来週月曜日(6日)は休場。火曜日(7日)から取引を再開する。