7日=香港株反落、利益確定売りが優勢
2009年 4月 07日(火曜日) 18:28
7日の香港株式市場は反落した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.461%安の14928.970ポイント、H株指数が同0.361%安の8772.650ポイント、レッドチップ指数が同1.203%安の3206.530ポイントだった。売買代金は509億香港ドルとなり、前営業日の621.9億香港ドルから縮小した。
主要指数が反落するのはハンセン指数が4日ぶり、H株指数が6日ぶりとなる。連日の大幅上昇の反動を受けて、この日は時価総額上位のセクターを中心に、目先の利益を確定する動きが先行した。ただし下値は限定的で、この日の中国本土株の反発や、追加利下げを含む中国の金融緩和策への期待感が続くなどの好材料を背景に、買いも混じった。特に利下げ期待から中国銀行セクターが継続して買われ、指数の下げ幅を圧縮した。主要指数は一時、前営業日終値を上抜く局面もみられた。
この日の主要指数は安値で寄り付いた。朝方も売り優勢で推移し、段階的に下落する展開。前場引け前から後場開始直後にかけては買い圧力が高まり、ハンセン指数は15000ポイントを試したが、その後が続かず、上げ幅は限られた。主要指数は大引けにかけて前営業日終値を境にもみ合った。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が0.99%安、HSBC(00005)は1.63%安と下落。恒基不動産(00012)が2.85%安、新鴻基不動産(00016)が1.84%安、新世界発展(00017)が2.63%安と香港不動産セクターにも利益を確定する売りが集まった。運輸セクターも軟調で、中遠太平洋(01199)が5.21%安、招商局国際(00144)が4.63%安と下げ幅が目立った。
H株指数構成銘柄は素材、不動産、運輸、資源など幅広いセクターが売り進まれ、中でも中海コンテナ(02866)が9.40%安、中海発展(01138)が4.26%安、東風汽車集団(00489)が5.42%安、大唐国際発電(00991)が4.69%安と下げ幅上位に並んだ。一方、銀行セクターは逆行高。中国での利下げ期待から買いが継続し、中国建設銀行(00939)が1.28%高、中国工商銀行(01398)が1.67%高、中国銀行(03988)が1.86%高、交通銀行(03328)が1.66%高などとなって、指数の下げ幅を圧縮した。
中国大陸株式市場は小幅反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.802%高の2439.182ポイントと、2日に付けた年初来高値を更新してこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場はまちまち。終値は上海B株指数が前営業日終値比0.783%高の160.607ポイント、深センB株指数が0.849%安の353.052ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1815.6億元と、前営業日の2414.5億元より減少した。
今週発表される1-3月期の経済指標の内容によっては、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率と預金・貸出基準金利をともに引き下げる可能性があるとの観測が浮上した。「15日の国務院常務会議で追加景気対策の是非について討議される」とも報じられ、政策期待からの買いが終日にわたって先行した。もっとも高値警戒感もくすぶり、上値を追う動きは限られた。国務院が6日、医療制度改革の詳細を発表したことを好感して医薬株が急伸。石炭在庫の減少を手掛かりに石炭株も買われた。







