8日=香港株大幅続落、国内外株安で売り集まる
2009年 4月 08日(水曜日) 18:20
8日の香港株式市場は大幅続落した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比3.042%安の14474.860ポイント、H株指数が同2.576%安の8546.710ポイント、レッドチップ指数が同3.166%安の3105.010ポイントだった。売買代金は608億香港ドルとなり、前営業日の509億香港ドルから拡大した。
この日は前日の米株続落やこの日の中国大陸株の急反落など、国内外の株安を受けて、売りが集まった。直近数営業日での大幅上昇を背景に、高値警戒感から利益を確定する売りも入りやすかった。後場では買い戻される局面もみられたが、上げ幅は限られた。銀行、保険、不動産、通信など時価総額上位のセクターがそろって売られり、指数の下げをけん引した。主要指数の構成銘柄は大半が下落して引けた。
この日の主要指数は大幅安で寄り付き、ハンセン指数は200ポイントの下げ幅を記録して取引が始まった。朝方も売り基調で推移し、段階的に下値を探る展開。ハンセン指数は一時、14200ポイント台まで下落する局面もみられた。後場では買いが混じったものの、上げ幅は限定的だった。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が3.52%安、HSBC(00005)は5.56%安と大幅続落。長江実業(00001)が5.45%安、恒基不動産(00012)が2.79%安、新鴻基不動産(00016)が2.62%安、新世界発展(00017)が4.22%安と香港不動産セクターも軒並み安で引けた。このほかではエスプリ(00330)が5.91%安、香港証券取引所(00388)が5.69%安などと下げ幅が目立った。
H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が1.05%安、中国銀行(03988)が1.09%安、交通銀行(03328)が4.59%安、招商銀行(03968)が6.48%安、中国人寿保険(02628)が2.74%安、平安保険(02318)が4.42%安と時価総額の大きい銀行、保険セクターが軟調だった。幅広いセクターが売り進まれる中、中海発展(01138)が6.74%安、中海コンテナ(02866)が7.65%安、中国遠洋(01919)が6.41%安と運輸セクターが下げ幅上位に並んだ。
中国大陸株式市場は急反落。指標の上海総合指数は前営業日終値比3.763%安の2347.385ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も下落。終値は上海B株指数が前営業日終値比3.298%安の155.310ポイント、深センB株指数が2.636%安の343.747ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2084.5億元と、前営業日の1815.6億元より増えた。
上海総合指数が前日に年初来高値を更新しただけに、高値警戒感から目先の利益を確定する売りが広がった。今週末から始まる今年1-3月の経済指標の発表を前に、内容を見極めたいとの心理も働き、積極的な買いが手控えられた。前夜の米株続落やこの日のアジア株安も重しとなった。利下げ期待で連日買われていた銀行株の一角がさえない。とりわけ中堅行の下げが目立った。不動産株も利益確定売りに押された。資源株も安い。半面、造船株は逆行高。国家発展改革委員会が船舶産業向け振興策の具体策を近く発表すると伝えられたことが買い材料となった。






