9日=香港株大幅反発、国内外株高手掛かりに買い戻し
2009年 4月 09日(木曜日) 18:41
9日の香港株式市場は大幅反発した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比2.947%高の14901.410ポイント、H株指数が同3.336%高の8831.820ポイント、レッドチップ指数が同2.739%高の3190.060ポイントだった。売買代金は526.6億香港ドルで、前営業日の608億香港ドルから縮小した。
前日の米株やこの日の中国大陸株など国内外の株高を手掛かりに、前日大幅下落した反動もあって、買い戻しの動きが強まった。銀行、保険、不動産など時価総額上位のセクターを中心に買い進まれた上、個別の銘柄にも材料が目立ち、指数を押し上げた。H株指数構成銘柄はほぼ全面高の展開となった。
香港株式市場は、明日10日が受難日(聖金曜日)、13日がイースター・マンデーでともに休場となる。14日から取引を再開する。
この日の主要指数は大幅高で寄り付き、ハンセン指数は上げ幅が200ポイントに達した。朝方から前場中盤はもみ合う展開となったが、前場にかけては買い圧力が急速に強まった。後場も買い優勢で推移し、さらに一段上げて引けた。ハンセン指数は一時、節目の15000ポイントに迫った。
ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が2.08%高、HSBC(00005)は5.27%高と大幅反発。長江実業(00001)が3.26%高、恒基不動産(00012)が1.81%高、新鴻基不動産(00016)が2.69%高、新世界発展(00017)が3.95%高と香港不動産セクターも軒並み買い戻された。中信泰富(00267)は12.14%高と急伸。経営幹部の交代で新たな企業戦略に期待感が高まった。このほかでは中国海外発展(00688)が5.77%高、中銀香港(02388)が4.51%高と買い進まれた。
H株指数構成銘柄はほぼ全面高。中国建設銀行(00939)が1.49%高、中国工商銀行(01398)が1.86%高、中国銀行(03988)が4.44%高、交通銀行(03328)が4.29%高、中国人寿保険(02628)が4.88%高、平安保険(02318)が7.70%高と時価総額の大きい銀行、保険セクターがそろって大幅反発。富力地産(02777)が7.51%高、上海電気(02727)が7.17%高、紫金鉱業(02899)が6.02%高と上げ幅が目立った。
中国大陸株式市場は反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比1.384%高の2379.876ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反発。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.212%高の157.193ポイント、深センB株指数が1.753%高の349.772ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1669億元と、前営業日の2084.5億元より減少した。
前日急反落した反動で、割安感の出た銘柄を中心に押し目買いが優勢となった。指数はほぼ一本調子で上げ、この日の高値圏で引けた。国家電力調度通信センターが8日発表した3月の全国の電力消費量は前年同月比1.4%減少し、減少幅は1月の13.3%に比べ大幅に縮小した。政府が昨秋打ち出した内需刺激策の効果で、化学工業や鉄鋼業など一部製造業の生産活動が回復期に入ったことが要因とみられ、景気回復期待が強まった。







