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15日=香港株続伸、大陸株高や追加景気対策を材料視

中国 経済・産業ニュース

  15日の香港株式市場は続伸した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.574%高の15669.620ポイント、H株指数が同0.983%高の9305.460ポイント、レッドチップ指数が同3.729%高の3422.900ポイントだった。売買代金は662.5億香港ドルで、前営業日の754億香港ドルから縮小した。

 

  国内外での株安をきっかけに、前日大幅上昇した反動もあって、前場は目先の利益を確定する売りが広がった。明日予定される今年1-3月期の中国GDP(国内総生産)の発表を前に、様子見ムードも広がった。しかし、後場に入ると中国大陸株が上昇に転じたこと、「国務院が本日の常務会で、民生や消費に重点を置く追加的な景気刺激策の是非を検討する」と伝えられる中、追加景気対策への期待感が高まったことなどを手掛かりに、買い戻しの動きが集まった。主要指数は3日続伸した。

  この日の主要指数は安値で寄り付き、ハンセン指数は150ポイント近い下げ幅を記録した。朝方も軟調に推移し、H株指数は一時、9000ポイントを下抜く局面もみられた。しかし、後場に入ると買い圧力が急速に高まり、大引けにかけてさらに一段上値を押し上げ、前営業日終値を上抜けて引けた。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が4.79%高と大幅続伸。同じく通信大手の中国聯通(00762)も6.43%高と買い進まれた。中国聯通は「中国大手検索サイトの百度と3G(第三世代)携帯電話サービスの分野で提携する」と伝えられた。中信泰富(00267)は3.23%高と3日続伸。経営幹部の交代で新たな企業戦略に期待感が継続した。華潤創業(00291)が8.98%高、富士康(02038)が7.73%高と急伸した。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が0.20%高、交通銀行(03328)が0.75%高、招商銀行(03968)が2.79%高、中国人民財産保険(02328)が4.38%高と時価総額の大きい銀行、保険セクターの一角が続伸した。中海発展(01138)が8.84%高、中国遠洋(01919)が8.98%高、中海コンテナ(02866)が13.43%高、ヤン州煤業(01171)が7.34%高、中国アルミ(02600)が7.17%高と運輸、石炭、素材の各セクターが連日の急伸となった。

  中国大陸株式市場は5日続伸。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.351%高の2536.056ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も続伸。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.707%高の167.735ポイント、深センB株指数が1.216%高の375.053ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2733.2億元と、前営業日の2556.6億元より増加した。

  国務院が本日の常務会で、民生や消費に重点を置く追加的な景気刺激策の是非を検討すると伝えられ、景気対策期待の買いが持続した。ただ上海総合指数が連日で約8カ月ぶりの高値を更新しているだけに、高値を警戒する売りもみられ、相場は方向感に乏しい展開。今年1-3月期のGDPの発表を明日に控え、様子見ムードも広がり、指数は下げる場面もみられた。