「酢の大部分は合成物」、工業用酢酸入りも、業界団体の副会長が暴露―中国
2011年 8月 08日(月曜日) 18:58
2011年8月8日まで、食酢の業界団体、山西醋産業協会の王建忠・副会長が、食酢の産地として有名な山西省産の食酢の95%が醸造酢に酢酸を混ぜた合成物であると暴露した。山西省産以外の食酢も合成物である可能性が高く、しかも工業用の酢酸が多用されている可能性がある。副会長は「添加物の含有量が分からないと、健康に害を及ぼす恐れがある」と話している。中国の各メディアが伝えた。業界関係者は「インフレの圧力が高まっているが、すぐに価格に転嫁する訳に行かない。メーカーの一部はコスト削減のため合成酢の製造を盛んに行っている。問題は、政府が合成酢の製造を認めていること」と述べた。関係者によると、中国の規格で合成酢には食用の酢酸に限り添加が認められているが、実際は工業用の酢酸が使われている可能性がある。
副会長によると、中国には合成酢の国家規格はあるが、含まれている酢酸が食品用か工業用か、含有比率がどのぐらいか、検出する方法はないという。
中国中央ラジオ局がこのほど、食酢の問題を取り上げ、別の報道を引用し、全国で消費される年間330万トンのうち9割は純酢酸(氷酢酸)入りの合成酢だと報じた。同局の取材に対し副会長は「市場で売られている山西省特産『老陳醋』のうち、本物は5%に満たない。消費者は日常、合成酢を食べていることになる」と語った。
合成酢のうち酢酸の含有量が高すぎると、酸性が強すぎて口や胃に影響する恐れがある。老人や子供など胃腸機能が弱い層は特に注意が必要だ。
業界関係者は「インフレの圧力が高まっているが、すぐに価格に転嫁する訳に行かない。メーカーの一部はコスト削減のため合成酢の製造を盛んに行っている。問題は、政府が合成酢の製造を認めていること」と述べた。







