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中国石化のガソリン供給、月70万トン不足、在庫も過去最低

中国 経済・産業ニュース

2011年8月31日までに、中国石化が5月にガソリンの外部調達を禁止して以来、毎月70万トンもの供給不足に陥っていることが、明らかになった。油槽所の在庫量も過去最低だという。中国の各メディアが伝えた。

同社は5月、湖南省岳陽市の直営スタンドが外部調達した粗悪ガソリンを販売したことで大規模な補償問題に発展したことを受け、ガソリンの外部調達を全面的に禁止。五大国営石油会社からの仕入れに絞り、厳しい品質基準に満たす製品油のみを調達する方針に切り替えた。

同社はこれまで毎月280万トンあまりを外部調達しており、このうち民間企業で生産されたガソリンは70万トンほどとみられる。中国石油経済技術研究院の市場アナリストは、「外部調達を禁止してからは在庫が足りないため、民営スタンドへの卸売りを中止し、直営スタンドへの小売りに限っているようだ」と話す。

7月末の国内の製品油の在庫率は前月比5.47%減で、ガソリンは同5%減だった。中国石化銷售公司の関係者は「ガソリンの在庫は平均的な水準に落ち着いている」と話すが、同社の在庫量は数カ月に渡って過去最低を更新しているとの情報もある。

一方で同社は、8月に入り出荷価格の引き上げと増産を奨励する方針を発表。原油の加工量は前月比3.31%増となる月1830-1850万トン、1日あたり59万トンに引き上げられたが、供給不足解消の目処は明らかでない。