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20日=香港株上昇、中国大陸株高を好感

中国 経済・産業ニュース

  週明け20日の香港株式市場は上昇した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.959%高の15750.910ポイント、H株指数が同1.965%高の9230.040ポイント、レッドチップ指数が同0.382%高の3431.080ポイントだった。売買代金は570.8億香港ドルで、前営業日の752.9億香港ドルから縮小した。

 

ハンセン、レッドチップの両指数は続伸した。この日の中国大陸株が反発したことや、中国の追加景気対策への期待感が続いていることなどの好材料を手掛かりに、買いが先行する展開となった。米企業業績の好転や消費指標の改善も支援材料で、買いを支えた。銀行、保険、不動産、通信など時価総額上位のセクターが買い進まれ、指数を押し上げた。ただ高値警戒感からハンセン銘柄を中心に利益を確定する動きも混じった。

  この日の主要指数は安値で寄り付いたが、その後は買いが先行した。朝方はH株指数が9000ポイントを割り込む局面もみられたが、すぐ反発に転じた。前場中盤からは段階的に上値を仕上げる展開で、前場引けにかけては上げ幅を拡大した。後場はやや売りも混じったものの、主要指数は高値で引けた。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が0.40%高と反発。長江実業(00001)が3.45%高、恒基不動産(00012)が4.48%高、新鴻基不動産(00016)が0.29%高、新世界発展(00017)が4.14%高と香港不動産セクターが軒並み続伸した。このほかでは招商局国際(00144)が5.73%高、中銀香港(02388)が2.85%高、ハチソン・ワンポア(00013)が3.49%高と上げ幅上位に並んだ。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が0.63%高、中国工商銀行(01398)が0.67%高、中国銀行(03988)が4.98%高、交通銀行(03328)が3.54%高、中国人寿保険(02628)が0.89%高、平安保険(02318)が3.33%高と時価総額の大きい銀行、保険セクターがそろって反発した。業績改善が材料視され、上海石油化工(00338)と中国国際航空(00753)はそれぞれ4.66%高、8.33%高と急伸した。運輸、資源、素材などを中心に買いが入った。

  中国大陸株式市場は3日ぶりに反発。指標の上海総合指数は前営業日終値比2.137%高の2587.456ポイントと15日につけた年初来高値を更新してこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反発。終値は上海B株指数が前営業日終値比1.908%高の167.088ポイント、深センB株指数が1.907%高の381.575ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2223.8億元と、前営業日の2454.5億元より減少した。

  温家宝首相が「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会での講演で、「内需を柱としつつ、外需を積極的に利用するという経済成長モデルを早期に確立する」と発言し、追加的な景気対策への期待感が持続した。中国国有資産監督管理委員会(国資委)の李栄融主任が同年次総会で、同委直属の国営企業である中央企業の3月の利益総額が前年同月比で26%、前月比で86%増加したと述べたことも支援材料。前週末の米株続伸や、この日のアジア株高も相場心理を上向かせ、主要指数はほぼ一本調子で上げ、この日の高値圏で引けた。指標の上海総合指数は15日につけた年初来高値を更新してこの日の取引を終えた。