広東と河南で「農民工」の呼称廃止、ホントに必要なのは「金と仕事」の声も
2012年 1月 05日(木曜日) 18:19
2012年1月05日、出稼ぎ労働者の受け入れ側を代表する広東省と、送り出し側として有数の河南省のトップがそれぞれ、出稼ぎ労働者の呼称「農民工」を廃止することで合意した。5日付の中国の各メディアは「慣れた呼び方だが、歴史の舞台を降りる時がきた」と伝えている。広東省トップの汪洋・共産党委書記は3日、「農民工」の呼称を用いない方針を発表。省外からの出稼ぎ労働者に、一定の要件を満たせば基本的な公共サービスが受けられるようにし、地元住民との格差を是正する。河南省の盧展工・共産党委書記も「農民工」の呼び名が格差社会を認める用語であり不適切だと指摘。使用を停止する考えを示した。
「農民工」呼称の廃止について、ネットユーザーの中からは「小さな一歩だが、大きな一歩だ」などと賞賛の声が挙がった。一方で、「何と呼ぼうが関係ない。真に必要なのは農民の地位と福祉のレベルアップだ。農民の収入をいかに増やし、生活環境を改善できるかがかぎだ」などと批判的な声も出ている。







