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22日=香港株続落、中国大陸株の後場大幅下落を嫌気

中国 経済・産業ニュース

  22日の香港株式市場は続落した。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比2.665%安の14878.450ポイント、H株指数が同3.516%安の8721.250ポイント、レッドチップ指数が同2.431%安の3217.370ポイントだった。売買代金は678.6億香港ドルで、前営業日の575億香港ドルから拡大した。

 

  朝方は前日の米株高を材料に高値で推移したが、香港の景気悪化懸念が強まったことを受け、次第に売りが優勢となった。後場では中国大陸株が大幅下落に転じたことをきっかけに、香港市場でも売りがさらに加速した。この日は幅広いセクターが売り込まれ、中でも時価総額上位の銀行、保険、不動産、通信などのセクターで下げ幅が目立った。

  この日の主要指数は高値で寄り付いて取引が始まった。朝方も上昇して推移していたが、前場中盤に差し掛かると売り圧力が高まった。後場に入ると、さらに下げ足を早め、大引けにかけて深押しする展開となった。ハンセン、H株の両指数は終値ベースで7営業日ぶりに15000ポイント、9000ポイントをそれぞれ下抜けた。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位の中国移動(00941)が2.76%安、HSBC(00005)が1.72%安と大幅続落。長江実業(00001)が2.26%安、恒基不動産(00012)が4.62%安、新鴻基不動産(00016)が3.22%安、新世界発展(00017)が5.52%安と香港不動産セクターの下げ幅が目立った。招商局国際(00144)が7.50%安、中遠太平洋(01199)が5.07%安と運輸銘柄も大幅安だった。一方、中信泰富(00267)は3.04%高と逆行高。傘下電力会社の売却で、財務体質の改善が期待された。

  H株指数構成銘柄は中国建設銀行(00939)が5.87%安、中国工商銀行(01398)が3.40%安、中国銀行(03988)が4.08%安、交通銀行(03328)が2.84%安、中国人寿保険(02628)が4.32%安、平安保険(02318)が1.85%安と時価総額の大きい銀行、保険セクターがそろって大幅続落し、指数の下げをけん引した。幅広いセクターが売りに押され、中でも中国遠洋(01919)が7.58%安、中海油田服務(02883)が6.75%安、江西銅業(00358)が7.22%安と下げ幅上位に並んだ。

  中国大陸株式市場は大幅続落。指標の上海総合指数は前営業日終値比2.937%安の2461.346ポイントと8営業日ぶりに2500ポイントを割り込んでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も続落。終値は上海B株指数が前営業日終値比2.638%安の161.624ポイント、深センB株指数が3.104%安の366.204ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は2712.7億元と、前営業日の2439.9億元より増えた。

  前場は押し目買いが優勢だったが、午後の取引開始後に「中国で5月にもIPO(新規株式公開)が再開される」との観測が浮上し、需給悪化懸念が広がった。これまで高値警戒感がくすぶっていただけに、これをきっかけに利益確定売りが加速した。中国人民銀行(中央銀行)がこの日発表した今年3月の企業物価指数が前年同月比で6.6%下落し、下落幅が前月より拡大したことを受け、企業の売上高減少も懸念された。