低迷する大型トラック業界、「国4」実施に期待も
2012年 1月 24日(火曜日) 13:24
2011年は、インフレ抑制を目的とした金融引締め政策が投資需要の低迷を招き、新車購入を検討する人の間に様子見ムードが広がった。特に商用車は大きく需要が低迷し、経営への影響度合いは大型トラック、軽トラック、マイクロバス、中大型バスの順に深刻だ。中国の各メディアが伝えた。なかでも大型トラックは、経済状況を理由に購入を先延ばしにする企業が増加。さらに年明けは旧正月の連休があるため営業日が少なく、売上が見込めないためメーカー側も生産量を制限している模様だ。今年第1四半期(1―3月)はメーカーの生産台数が前年実績を大幅に下回る見通しで、各メーカーとも最低限の在庫しか抱えないよう調整しているという。
11年12月の大型トラックの生産台数は、前月比で2%の増加となったものの、前年比では48%の減少だった。1月は多少の改善が期待できそうだが、末端需要の低迷により前年実績を大きく下回ることは間違いなさそうだ。12月は大型トラック用エンジンの需要が冷え込み、イ柴動力や重汽といった大手メーカーの生産量も減少している。
ディーゼル車に対する「国4」排ガス基準(欧州基準の「ユーロ4」に相当)は、適用時期が2012年1月1日から2013年7月1日に延期された。ユーザーにとってはコスト圧力の上昇が頭の痛い問題だが、メーカーの技術力や管理能力の向上が期待されるほか、トラックや排出ガス後処理システムの需要が回復するとの期待もある。(東亜通信)







