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23日=香港株小幅続伸、後場で買い戻し集まる

中国 経済・産業ニュース

  24日の香港株式市場は小幅続伸して週末を迎えた。主要指数の終値は、ハンセン指数が前営業日終値比0.292%高の15258.850ポイント、H株指数が同0.448%高の8979.180ポイント、レッドチップ指数が同0.296%高の3287.930ポイントだった。売買代金は517億香港ドルで、前営業日の526億香港ドルから縮小した。

 

  前場は前日に大幅反発した反動から利益を確定する売りが集まったが、後場に入ると前日の米株が反発したことや、中国本土の銀行管理当局が金融緩和政策継続を表明したことなどを手掛かりに、買い戻しの動きが強まった。この日は幅広いセクターが物色されたが、時価総額上位の中国金融セクターが軟調だったため、主要指数の上値は限られた。

  この日の主要指数は小幅高で寄り付き、朝方は買い優勢で取引が進んだ。ただハンセン指数が15300ポイントを上抜くと、急速に売りが強まり、前場引けにかけて大きく値崩れする展開となった。しかし、後場に入ると再び買い圧力が高まり、段階的に上値を押し上げた。主要指数は大引けにかけて前営業日終値を境に上下動して推移した。

  ハンセン指数構成銘柄は時価総額上位のHSBC(00005)が0.28%高と続伸。長江実業(00001)が2.26%高、恒基不動産(00012)が2.44%高、新鴻基不動産(00016)が1.36%高、新世界発展(00017)が1.67%高と香港不動産セクターも買いが集まった。富士康(02038)も9.62%高と急伸した。一方、中国移動(00941)は0.36%安と反落した。

  H株指数構成銘柄は素材、運輸、インフラを中心に買いが広がった。金先物相場の上昇を背景に、紫金砿業(02899)が7.22%高と買いが膨らんだ。中海コンテナ(02866)が6.84%高、中国中鉄(00390)が4.57%高、中国国際航空(00753)が4.16%高と上げ幅上位に並んだ。しかし、中国工商銀行(01398)が2.51%安、中国銀行(03988)が0.34%安、平安保険(02318)が0.29%安と時価総額の大きい銀行、保険セクターが軟調に推移したため、上げ幅は限られた。

  中国大陸株式市場は小反落。指標の上海総合指数は前営業日終値比0.623%安の2448.595ポイントでこの日の取引を終えた。外貨建てのB株相場も反落。終値は上海B株指数が前営業日終値比0.963%安の161.496ポイント、深センB株指数が0.504%安の364.664ポイントだった。上海・深セン両市場を合わせた売買代金は1684.8億元と、前営業日の1763.3億元より減少した。

  中国国家電網公司によれば、11日から20日までの4月中旬の中国全国の発電量は前年同期比3.90%減少し、マイナス幅は4月上旬に比べ拡大した。電力供給は国内の経済情勢を映す鏡ともいわれ、景気の停滞が懸念された。もっとも下値は限定的。中国銀行監督管理委員会の報道官が23日、金融緩和を継続する姿勢を言明したことを好感する買いがみられた。市場に広がる5月連休後のIPO(新規株式公開)再開の見方を、中国証券監督管委員会の関係者が否定し、需給悪化懸念も後退した。