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4日=景気回復期待で香港・大陸株ともに全面高

中国 経済・産業ニュース

  3連休明けとなった4日の香港株式市場は大幅続伸した。前週末の米株高で投資心理が改善。米国の一部の経済指標が好転する中で、香港でも極度の景気不安が薄れた。4月の製造業購買担当者指数(PMI)が5カ月連続で上昇するなど中国でも景気の底入れを示すポジティブ材料が確認され、主要指数の構成銘柄は全面高。香港で豚インフルエンザの感染が確認されたものも、豚インフル影響が世界の株式市場にある程度織り込まれたとの見方が広がる中、買い一辺倒の展開となった。

 

  主要指数は高値で寄り付き、ほぼ一本調子で上値を追い、この日の高値圏で引けた。ハンセン、H株の両指数は年初来高値を更新。H株指数は昨年9月以来、約7カ月ぶりの高水準に達した。

  セクター別では中国系不動産株が急伸。先週末に発表されたインフラ投資規制の緩和や、上海や北京で4月の住宅取引量が高水準に達したことが好感された。香港の景気改善期待で香港系不動産株にも継続買いがみられた。

  ハンセン指数の構成銘柄では時価総額上位の中国移動(00941)が7.652%高を付け、指数をけん引。HSBC(00005)の3.927%高を筆頭に銀行株も軒並み買われた。H株指数は鞍鋼(00347)が16.239%高などと鉄鋼株が上げ幅上位。鉄鋼市況の好転が材料視された。石炭株も高い。

  中国大陸株式市場も大幅続伸。中国物流購買連合会が1日に発表した4月の製造業購買担当者指数(PMI)が、前月比1.1ポイント上昇の53.5となり、5カ月連続で前月を上回ったことから、景気回復期待が強まった。4月末に出揃った上場企業1624社の今年第1四半期の決算で、利益を計上した企業が全体の73%を占める1186社に達し、純利益の総額が前四半期比で約5倍に急増したことが明らかになり、企業業績の改善も好感され、ほぼ全面高の展開。北京の4月の住宅取引が過去最多を更新するなど、不動産市況の回復傾向が鮮明化するなか、不動産株の上げが目立った。